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美優の理性も吹き飛ぶ寸前。悩みながらもう一度キスを受け入れた。
すぐに激しくなっていくキスに必死についていったが、長くて深いキスはなかなか終わってくれない。
さらにはワンピースの背中のファスナーがおろされ、肩から落とされると、上半身を丁寧に愛された。
美優は、これ以上はまずいと唇を離した。
「椎葉さん、待って。やっぱりシャワー浴びたい」
美優は恥じらいながら懇願するが、椎葉としては高揚した顔で言われても説得力がない。
「いまここで中断しちゃっていいの?」
「でも……」
「美優の身体はだめって言ってるよ」
かわいすぎて、ついいじめたくなってしまう。
だが椎葉の言う通りだった。美優の身体はすっかり潤い、椎葉を求めていた。
「どうする? いったんやめる?」
椎葉の問いかけに美優は涙目で答えた。
(やめられるわけない)
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