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「ナターシャ明日は私と庭園へ行かないか?色んな花がたくさんあるからナターシャに見てもらいたい」 「はい。お花大好きです。私でよければレオ様と見たいです」 「では明日部屋へ迎えに行くから待ってて」 「レオ様に迎えに来てもらうなんて申し訳ないです」 「いや、私が迎えに行きたいだけだよナターシャ」 「ありがとうございます。ではお待ちしてますね」 「ああ、明日が楽しみだ。今夜は疲れただろう?もう眠るといい。おやすみナターシャ」 「はい。おやすみなさいレオ様」 そして翌日。 「サリーおかしい所ない?」 「ええ、お可愛らしいですよナターシャ様」 「あっありがとうサリー」 「魔王様はナターシャ様の事が大事なんですね」 「え?」 「庭園は魔王様と庭師以外に入れる者はいないんですよナターシャ様」 「そうなの?」 「はい。魔王様 (みずか) ら庭園にお誘いになったのもナターシャ様が初めてです。あなたは魔王様にとって大切な方・・・出来ればずっとここ(魔界)に、魔王様のそばにいてはくれないでしょうか?ナターシャ様」
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