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それから3ヶ月後 ナターシャ君はまだ人間界に帰りたいのだろうか? 私は君に嘘をついている。 ナターシャ 一人ならばすぐにでも人間界に帰せると言う事を君に伝えられずにいる。 いや伝えられずにいるではなく、私はナターシャに伝えたくないだけなんだ・・・。 庭園で君と二人で夕食をとるようになってから いや・・・きっと私は君と出会った時にすでに好きになっていたんだろう。 ナターシャ君に私の、この思いを伝えていいだろうか? 「レオ様どうかされました?」 「ああ、君に伝えたい事があるんだ」 「私に?なんですか?レオ様」 「私はナターシャ、君を愛している。人間界には帰らず どうかずっと私のそばに、私の妃になってはくれないだろうか?」 「ですがレオ様私は人間です。一生同じ時間(とき)を生きる事が出来ません。私の方が早く逝ってしまいます」 「私の魔力を全てナターシャに注げば同じ時間(とき)を共に生きていける」 「そんな事をしたらレオ様の魔力がなくなってしまうのでは?」 「だとしても私はかまわない。ナターシャと共に生きていけるのならば魔力などなくたっていいんだ。ナターシャどうか私の妃になって欲しい」 「レオ様、私もレオ様を愛しています。末永くよろしくお願いしますレオ様」 「ナターシャ!!ありがとう嬉しいよ。結婚式を3ヶ月後に挙げようかナターシャ」 「はいレオ様」 私は君を必ず幸せにしてみせる!
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