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そして日々は過ぎ結婚式の日 「ナターシャすごく綺麗だよ」 「レオ様もすごく素敵です」 なんだ? 大勢の人間の匂いがする まさか、また人間が魔界を襲ってきたのか? 「魔王様大変です!人間が城に攻めてきました。早くお逃げ下さい魔王様」 「やはり人間だったか。アシリ・・・ナターシャを安全な場所へ避難させてくれ」 「魔王様も一緒に行きましょう」 「いや私はここに残って人間と話をする」 「なっ!戦うのではなく話なんて・・・人間が聞いてくれる訳ありませんよ魔王様」 「やってみないとわからないじゃないかアシリ」 「ですが魔王様」 バァンとドアが開き多くの人間がやって来た 「魔王がいたぞ。みんなこっちだ」 「人間よ。君たちはなぜ魔界を攻撃する?」 「悪魔なんぞ、この世にいらない存在だからだ」 「この世にいらない者などいない。昔は悪魔も人間と共に仲良く暮らしていたはずだ」 「悪魔と共に暮らすなど無理に決まってる!」 「やってみないと、わからないじゃないか!」 「ええい、うるさい俺はお前を倒す!」 そして目の前の男が剣を私に振りかざした。 「魔王様お逃げ下さい!」 「レオ様!!」 私の目の前にナターシャがいた・・・。 どうなっている?なぜナターシャが倒れているんだ? 私を(かば)ったのか?ナターシャ・・・。
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