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「魔王様お帰りなさいませ。って魔王様その娘は人間ではありませんか!!なぜ我らの敵がここ(魔界)にいる!!」 「レオ様は魔王様なのですか?」 「ああナターシャ黙っていてすまない」 「なっ!!人間(ごと)きが気安くレオ様と呼ぶなど」 「やはり私はレオナルド様とお呼びした方がいいのではないですか?」 「いやレオと呼んでかまわないよナターシャ。アシリは少し落ち着け。あとナターシャは敵などではない」 「そうですか・・・わかりました。その娘ナターシャと言う名なのですか。しかし魔王様、人間は信用なりません。魔王様騙されては駄目です!!」 「私は騙されてなどいない。ナターシャはここ(魔界)に迷い込んで来ただけだ」 「ただ迷い込んで来ただけならいいんですがね・・・」 「アシリ何か言ったか?」 「いえなにも・・・」 「しばらくナターシャの護衛を頼むアシリ」 「(かしこ)まりました魔王様」 「サリーいるか?」 「お呼びでしょうか?魔王様」 「ああ。彼女はナターシャだ。ここ(魔界)に迷い込んで来たらしい。ナターシャの世話をサリーに頼みたい。部屋は私の隣で」 「(かしこ)まりました魔王様、サリーにおまかせ下さい。ナターシャ様、今日からナターシャ様の身の回りのお世話をさせて頂きますサリーです。よろしくお願いします」 「サリーさんこちらこそよろしくお願いします。あのナターシャと呼んで下さいサリーさん」
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