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1…ゆうの視点
帰り道、僕は君に出逢った。
歩道橋の上で泣いている君があまりにも綺麗で…。
「どうして、泣いているの?」
ただ一言、そう聞き たくて…でも聞けなくて。
ただ僕は、あまりにも綺麗なその目を見つめる事しか出来なくて。
やがて来た青信号が、永遠を思わせるその時を破った。
また次の日、同じ時間。
僕は君を見つけた。
昨日と同じ歩道橋の上。夕日に照らされた君はとても綺麗で。
思わず用もないコンビニにバイク(愛車)を停め
歩道橋に登って何気なく君の後ろを通ってみた。
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