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「はあ……はあ……はあ……」
ここまで来たらもう大丈夫だろう。そう思って、木にもたれかかり白い息を出していた。どれぐらい走ったかなんてわからない。ただただ、逃げるためだけにここまで走ってきた。凍えるほど寒いはずなのに、走ったせいで上着を脱ぎたくなるほど身体は熱くなっていた。山の中を走っていたため舗装されている道なんてどこにもなく、険しい道だった。草木をかき分けるように、バレないように、とにかく奥へ奥へと逃げていた。
さて、このあとどうしようものか。母に急かされるまま妹と共に脱出したが、脱出後の逃亡生活に関しては何一つとして考えていなかった。そして、肝心の妹ともいつの間にかはぐれていた。とりあえず、街に出てから考えてみることにした。もう一山ぐらい越えればすぐには見つからないだろう。
そう考えていた最中、視界の隅でゆらゆらとした明かりを感じた。その明かりは私の存在を映し出し、すぐに顔を照らされた。
「いたぞ! あの女だ!」
その声で明かりの数は三つに増えた。逃げなければ。明かりに背を向けて走り出す。その先に見えてきたのは川だった。ここで行き止まりかと思ったが、こんなところで捕まるわけにはいかない。一呼吸おいて、真っ暗な川の中へと足を踏み入れた。一歩、また一歩と進むたびに深くなっていく。そのうち足がつかなくなって、なんとか泳ぎ始めた。泳ぎに自信があるわけではないが、それでもなんとかして向こう岸につかなければならないのだ。どんどん浅くなる呼吸に焦りを覚える。この川さえ越えれば。苦しい、息ができない。溺れたくない。あと十メートルも泳げば、たどり着けるはずなのにその距離が遠かった。手を伸ばしてもまだまだ届かない。そんなとき肩になにかがぶつかった。目をやるとそれは流木だった。助かったと思い、それに身体を預ける。飛び込んだ地点からはだいぶ下流に流されてしまったが、それでも向こう岸にたどり着ける可能性はかなり大きくなった。もう一度と、力を入れて足をばたつかせる。あと少し、あと少しを繰り返してなんとか向こう岸に辿り着くことができた。川から上がると風が一吹きした瞬間、震えが止まらなくなった。なんとか両腕をさすっても震えは止まらない。どうやってこの寒さを乗り切ろうか。火を起こそうにも道具がない。原始的に木を使うのも不可能ではないが、それじゃ火が付く前に凍えてしまいそうだ。それに見つかってしまう恐れだってある。
そうだと思いついたのは、人の家を借りることだった。幸い自分の顔を知る人間というのは街中には少ない。これしかない、そう確信し山を下り始める。とりあえず、道にさえ出れば街までたどり着けるはずだ。時間もわからない真っ暗闇の中、ただ足を滑らせてしまわないように再び進み始めた。
人の噂がここまでおよんでいないことを祈りながら、その反面怯えながら街の中を歩いた。真っ暗な街の中、明かりのついている家はとても少なかった。ひとつ、目に留まったなんの変哲もない家をノックしてみる。中から物音はしない。諦めて別の家へ向かおうかと背を向けたとき、扉が開いた。
「こんな夜遅くに誰だい?」
扉の隙間から顔を出したのは、とても優しそうな顔をした少し年老いた女性だった。私と目が合うと、彼女は少しだけ目を見開いた。すぐに私の元へ駆け寄り、目の前で彼女は屈んだ。
「大丈夫かい!? どうしてこんな濡れているんだい。それにこんな傷だらけで……。もしかして親に虐待されて逃げ出して来たのかい?」
事実ではないが、こくりと私は頷いた。そうだ、なにがなんでも逃げてやると決めたのだ。
彼女は優しかった。突然訪れた私に対して、バスタオルをかけお風呂の準備をし、暖炉の前に案内してくれた。じんわりと身体がぽかぽかしてくるのを感じていると、紅茶とクッキーを差し出してくれた。それは今まで食べてきたものよりも、ずっと美味しくなかった。それでも一瞬の安心感からか、涙が溢れて止まらなかった。
「大丈夫だよ。よっぽど怖かったんだね」
そっと抱きしめながら、頭を撫でてくれた。私は祖母を知らない。それでも母に似た温もりがあった。やっと気持ちが落ち着いてきた頃、お風呂を勧められた。その言葉に甘えて、私は入浴した。その間に彼女は寝支度までしてくれていたようで、お風呂から上がるとベッドまで案内された。
「ごめんねぇ、子供たちがいなくなってから家具のほとんどを処分してしまったから同じベッドで眠ることになるけど、いいかい?」
大丈夫です、むしろ気を遣っていただいてありがとうございます、そう言いたかったのに言葉は喉に貼りついたように出てこなかった。その代わりに大きく頷く。それをみた彼女はなんとも嬉しそうな表情を見せた。
「少し狭くなるけど、ごめんねぇ」
背中をさすられながらベッドの中へ入る。薄っぺらい毛布を何枚も重ねて寝転がる。それでも寒さは容赦なく襲ってくる。ふかふかの一枚の大きな毛布じゃないんだと違和感があった。
「なにか、一つお話でもしようかい? あぁごめんね、もうそんな年齢じゃないのかな。ごめんねぇ、なんだか子供が戻ってきてくれたようで少し舞い上がっていたよ」
彼女はふふっと柔らかい笑い声をこぼした。よくお眠り、そう言って頭を撫でてくれた。最後に母と一緒に眠ったのはいつだっただろうか。懐かしい気持ちになりながら目をつむった。そして、服の中にしまいこんだエメラルドのペンダントをぎゅっと握りしめた。
翌朝、目が覚めるとどこからとなく嗅ぎ慣れない不思議な香りが漂っていた。隣で寝ていたはずの彼女は既にいなくなっていた。香りがする方向へ引っ張られるようにたどり着くとテーブルの上には食事が並んでいた。
「あの……これはなんですか?」
木でできた器に木の実のような、豆よりも小さく細々としたものが入ったスープのようなものが入っていた。初めて見る食べ物に眉間にしわが寄る。
「雑穀のおかゆだよ。そんな特別なものは使ってないんだけどねぇ。もしかしてあんまり好きじゃないのかい?」
「いえ! そういうわけでは……」
とっさに出たのは否定の言葉であったが、顔が引きつってしまうのを堪えていた。私が知っている雑穀というのは家畜の餌だ。それを朝食に出されて、どうやって食べないで済むかを考えていた。
「あの、作ってもらって申し訳ないんですけど、あんまりお腹が空いていなくて。ミルクかお水を頂けますか」
そういうと彼女はぎょっとした目で私を見てきた。
「あんた何を言っているんだい。ミルクなんて高価なものうちにはないし、水なんてどんな病気にかかるかわからないから飲めやしないよ」
それじゃあ街の人々は何を飲んで生活しているのか、訊けなかった。これ以上ボロが出てしまう前に逃げてしまおう。そう考えた瞬間、彼女は火元から離れぐいぐいと私との距離を縮めてきた。その顔はとても険しいものだった。
「あんた、さては貴族の娘だね」
「ちっ、ちが……」
「なにが違うってんだい!」
その顔はみるみる怒りの色に染まっていく。逃げ出そうにも足がすくんでその場から動けなかった。山の中ではあんなに走れたのに、目の前から向けられる敵意に、怒りに、恐怖がわきあがってくる。
「この首から下げているエメラルドのペンダントはなんだい! どうせ本物なのだろう! それに昨日あんたが着ていた服だって手に取った瞬間わかったよ……。見てくれは泥や砂で汚れていたけど、生地そのものは到底一般人が手に入れられるような安物じゃなかったね」
彼女はペンダントを握り、そのまま引っ張って無理やりちぎった。キラキラと光を反射させるエメラルドに彼女は恍惚とした表情を浮かべていた。
「返して! それは母の形見なんです!」
彼女に飛びつき、なんとか奪い返そうとした。だが、力強く突き飛ばされてしまう。
「はっ、そんな年齢でこんな遺産がもらえるだなんて贅沢だね。あたしの親切にしてやろうという心を騙して踏みにじっといて、ただで帰れると思うんじゃないよ! あんたら貴族のせいで私たちは貧しい生活を強いられているんだ!」
バチンと手のひらが頬に当たる音が響いた。初めて顔を叩かれた衝撃に呆然とする間もなく、本能的に走り出した。ヒリヒリと痛む頬。裸足のせいで何度も刺さる小石。しかし、そんなこと以上に母の形見を捨てて逃げることしかできなかったことが悔しかった。乱れた呼吸に嗚咽が混じる。正面から差し込む朝日が溢れだした涙を反射し、涙が視界をあやふやにさせる。そうだ、彼女に私がどこの娘なのかが知られなかっただけでも良かったのだと思わなければならない。この街にも話が広がる前に逃げなければならない。
だって、私が誰なのか知られてしまったら、殺されてしまう。
気づけば私は再び山の中へ戻ってきていた。偶然彼女が知らなかっただけで、あの街にも話は広がっていたのかもしれない。あの場で彼女がペンダントの裏の紋章を見られなかっただけ運が良かったのかもしれない。万が一、見られていたらすぐに衛兵や追手たちに私を渡していただろう。なんならあの場で殴り殺されていてもおかしくない。
いまこの国では革命が起きている。理由は簡単だ。急病で亡くなった王の代わりに政治の実権を握ったのはその妻である女王だった。そして、彼女の圧政に国民が耐え切れなくなった。それだけのこと。そして革命の最中、発覚したのが王家には隠し子が二人いたこと。性別は二人とも女。男じゃないことを理由にその存在は公には隠されていた。女王が跡継ぎの男を一人も産めないだなんて、恥だと思ったのだろう。一人はすぐに発見され、地下牢に入れられた。二人目は逃亡した。
そして、その娘の逃亡劇も唐突に終わりを迎える。
地下牢の中に、まるでゴミを投げるように扱われた私は壁に身体をぶつけた。そこには既に妹と母が座っていた。
「クズ同士で最後まで仲良くしていろよ」
ついこの間まで味方だったはずの衛兵が手のひらを返し、下衆な笑いを浮かべていた。後ろからは母のすすり泣く声がした。
「お母様、生きていらしたの!? てっきりあのときに殺されたものだと思っていたから……」
「殺されそうになったのは事実だわ。あなた達が逃げたあとに別の人が間に入って、地下牢に入れるべきだって言い出したの。それで今生きているだけよ。ごめんなさい、きっと私のせいね。こんな惨めな扱いされるのは私一人でいいはずなのに……」
「お母様、そんな事言わないで。きっと国のみんなにもちゃんと誠意を持って謝罪すればわかってくれるよ」
なんとか母をなだめようとしたが、母と反対側の壁に座っていた妹が口を開いた。
「お姉様、本気でそんなこと言ってるの? 国民はお母様の政治に耐えきれなかった、積年の恨みがあったからこんな暴動が起きたのよ。それに下手したら私達三人とも処刑されるっていう未来がわからない?」
いつもなら穏やかな心で誰にでもニコニコと笑いかける妹の姿がそこにはなかった。心は荒み、ただひとりじっと、この先にある未来を見据えていた。三人とも処刑される。その言葉に空気は固まり、俯いてしまう。
「もう眠りましょ。いつが最後になるかわからないわ。ほら、三人並んで眠ればきっと暖かいわよ」
優しい母の声。最後という言葉。ぐっと涙を堪えながら四つん這いで母のもとに進んだ。妹にもこちらへ来るよう手招きをしたが、仲良しこよしは二人だけでやってなさいよと冷たくあしらわれた。
「今はそっとしておきましょ。そのうち落ち着いたら私達の傍に来てくれるわ」
耳元で囁いた母の言葉に安心し、眠りにつくことにした。そして、思い耽る。父の政治と母の政治は何がそんなに違ったのだろう。私の目に映る母はいつだって、気高くて美しくて完璧だった。父も物腰柔らかで誰もが安心してしまうような優しい笑顔の持ち主だった。ただ、国民の目にはきっとそう映っていなかったのだろう。やり場のない悲しみがこみ上げる。本当の両親を知ってさえもらえれば、この革命も平和的に終わるのではないか。そんな期待を抱かないわけにはいかなかった。
地下牢に入れられてからは毎日、母と今日に至るまでの思い出を語り尽くしていた。程なくして、妹も寂しくなったのか会話に混ざるようになった。母を姉妹で挟んで会話する時間などこれまで全く無かったせいか、そのあたたかさに現実を忘れられた。きっとみんな、この先の未来を受け入れていた。どうなるかなんて、想像に容易いものだった。突然やってくるであろうその知らせを待っていた。
「王族だからこそ私達は生活に困ることなく、国民よりもずっと裕福な生活ができたわ。それでも思うの。もしも、農民の家に生まれていれば侍女たちに娘の世話を任せることなく自分の手で育てることができたのじゃないかしらって。男の子を産めなかった自分が恥ずかしくて、本当はあなたたち二人の顔を見るのがつらかったの。もっと言えば、男の子だったら素直に愛せたのにって。でも、そうじゃない。私、ちゃんとあなた達を愛している。ひどい言葉をたくさん言ってきてしまったから、謝りたかったの」
初めて聞く母の本音に驚きを隠せなかった。母に愛されていないとずっと思い込んでいた。それは幼い頃、母に抱きついたとき女の子のあなたに価値はないと蹴られたからだ。それでも私は母を求めずにはいられなかった。
ただし、妹は違った。女の子である自分に価値がないとわかると一切母に干渉しなくなった。自己満足のためだけに動くようになり、常日頃なにかしらの勉強をしていた。自分のためだけに行動を起こせる妹を羨ましいと思ったこともあった。
「私、お母様に愛されているっていうことが知れただけでも嬉しいわ。本当は小さい頃からもっと一緒に過ごしたかった。寂しいって思うことはたくさんあったけど、それでも私はお母様を愛してる」
「私はそう思えない。言葉に出せないのなら、行動で。行動に出せないのなら、言葉で示してほしかった。愛してるって今更言われても実感、ないわ」
「いいのよ、それで。私の言葉のすべてを受け入れなくていいの。ただ、最期までに聞いてほしかっただけなのだから」
母が二人の頭をそっと撫でた瞬間、いつもと違う音がした。響きのいい足音だ。それも安物の底が薄っぺらい靴では鳴らないよう音。地下牢に響き渡ったその足音は、私達の目の前で止まった。
「おや、今になって親子で仲良く過ごしているのかい」
スラッと背の高いその男性は後ろに手を回し、私達を見下すように立っていた。どうやら母はその顔を知っているみたいで、小さな声でこいつが暴動の主導権を握っていた人よと言った。
「私たち平和的に過ごしてきたじゃない! どうして突然こんなことを起こしたのよ!」
半ばヒステリックになっている母を抑えるように腕にしがみついた。
「そりゃあ、君の政治が悪かったからだろう。私が撒いたのは小さな火種だ。君の政治に不満がなければあんな火種、すぐに消えていたさ」
この人は誰なのだろう。火種とはどういうことだろう。様々なことを脳内で考えを巡らせていたが、一向に考えはまとまらず混乱するばかりだった。
「僕がしたことを知りたいかい? いいだろう。どうせあと3日の命だ、それぐらいの褒美はあたえてやらないとな?」
「さすがにそこまで言うのはまずいのではないでしょうか」
隣に立っていた側仕えらしき人が口を出す。男が一睨みするとその人は口を噤んだ。
「こっちがどれだけ頼んでもお前が炭鉱を譲ってくれなかったからだよ。俺の国がどれだけそういった資材に恵まれていないか、国営がどれだけ厳しいものなのかを知っていながらお前は貿易でしか石炭を渡さなかった。だったら簡単だろ? 奪ってしまえばいい。この国を俺のものにしてしまえばいい。実際、君たちが処刑されたあとこの国は僕の国に吸収される。これで僕の思い通りになったというわけさ」
「ふざけないで! 貿易でもいいと納得したのはあなたじゃない! そんなことで私たちは殺されてしまうの……? お願いだから娘たちは殺さないであげて……」
さきほどまで、気味の悪い笑顔を浮かべながらぺらぺらと喋っていたのに、母の言葉を聞いた瞬間男は無表情になった。しばらく考え込み、ニコリと笑った。
「いいだろう、娘たちは生かしておこう。そのまま僕の王宮で養子として迎え入れよう」
「お願いです、娘たちを頼みます」
それを聞くと男は満足げな顔をして去っていった。母との別れまで、残り三日となった。
残された三日間はあっという間に過ぎ去った。母は何度も泣いては私たちを応援し続けた。
「新しいところでも頑張るのよ、王女としての振る舞いを忘れないで」
そう何度も繰り返した。私は母との別れに実感を持てないまま、その時間を迎えてしまった。私たち三人は手首に縄をかけられ、処刑台まで連れて行かれた。民衆からの罵倒を受けながら歩くのはつらかった。それでもこれから殺されるという母の恐怖には到底及ばなかっただろう。処刑台まで連れて行かれると大きなギロチンが設置されていた。鳴り止まない罵倒の中、母は処刑人に連れられて台に寝転される。母の目線の斜め前に立っているのはあの日地下牢の前に訪れた男だ。隣国の王だと言っていたが、到底信じられなかった。母がギロチンにセットされたことを見ると、男は私たちの近くまで歩み寄ってきた。
「せっかくなんだから、母上の手でも握ってやれよ。最期なんだからな、それぐらいゆるしてやる」
国民たちには聞こえない声でそう言う。言われるがままにしか行動できない私たちは、縄をかけられたまま母の手を握った。涙を流しながら愛してるとささやく声に、つられてしまう。
「私も愛してるよ。お母様は悪人なんかじゃないわ」
妹も最期の言葉をかける。
「私もお母様のことは尊敬しているわ。今までありがとう」
一際強く手を握ったところで、処刑人たちが目配せをしながら何やらアイコンタクトを取っていた。もう、この大きな刃で母の首が斬られてしまうのかと思うと暴れて抵抗してやりたくなる。死なないで、殺さないで。そう思っても誰にも届かない。母のおそらく最後になるであろう、愛してるを聞いた瞬間背中から胸に向かって何かが刺さった。
「えっ?」
状況を理解できないまま隣を見ると妹の背中から矢が貫通していた。もしかして私もかと疑い、視線を下ろすと真っ赤になった矢先が胸から見えていた。状況を理解した途端に襲ってきた痛みは全身の力を奪い、その場に倒れ込んだ。なんとか意識を保とうと、痛くない、大丈夫だと言い聞かせ続けたがほとんど無意味だった。母の叫び声が耳に突き刺さり、大丈夫だよと声をかけようとするも声が出ない。視界の隅には男の笑う顔が見えた。遠のく意識の中、目をつむった瞬間に聞こえてきたのはスパンと刃がなにかを切り落とす音だった。
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