好きな作家

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好きな作家

 本が好きな人同士で話すと当然のように「好きな作家は誰?」という話になる。人と比べたわけではないが、私は好きな作家は多い方だと思う。  小学生の時は、那須正幹さんが好きだった。中学生になると赤川次郎さん、高校生になると遠藤周作さん、大学生の時は村上春樹さんが好きになった。今は司馬遼太郎さん、杉本苑子さん、京極夏彦さん、益田ミリさん、東海林さだおさんの作品をよく読んでいる。   好きなものがたくさんあるのは良いことだと思っているので、好きな作家が多いことは私のちょっとした自慢だ。  私が好きな作家達に共通点はあるだろうか、と考えてみたが、特に思い浮かばなかった。その時の年齢や気持ちによって心に響く作家が違うのだろう。会ったこともない作家達は、私の心に寄り添ってくれる。  私は、読書が嫌いな人は無理して本を読む必要はないと考えている。しかし、人生を少し豊かにするために、好きな作家は1人いた方が良いように思う。  
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