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がきんっと武器同士がぶつかり合って火花を散らした。
「まだ雑魚がいたのか」
ヴィアザはふたつの剣を刀で受け止め、右手で三本目の剣を受け止めていた。右掌は刺し貫かれている。
ぽたぽたと鮮血が滴り落ちる。
「表で騒ぎを起こしていた奴かの?」
のほほんと、老人が尋ねた。
「ああ、そうだ。大したことはなかったが」
ヴィアザは二人の剣を弾き返し、首を切断した。
刀を床に突き刺し、右手を刺し貫いている剣をすっと抜くと、怯える男の額に突き刺した。
向きを変え逃げようとした男の首を刺し貫いて、剣をぽいっと捨てた。
「お逃げください!」
「それはわしが最も嫌うことじゃ! お主になど守られとうないわ!」
最後の一人だった男の心臓を杖で刺し貫いた。
「わしがいる限り、何度だって立て直せるんじゃ!」
「呆れた。人間がたった独りで、なにができるというのよ?」
「なにっ!」
老人が噛みついた。
「あんたは全部自分のものだと思ってない? 金も、地位も、人も、すべて自分の自由にできるって」
「だったらなんだ!」
「自惚れるのもいい加減にして! あんたの横暴のせいで、どれだけの命が無くなったと思っているの! 命の重さが分からない奴なんてね、クズなのよ!」
セリーナは叫んだ。
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