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冷め
十把一絡げの悩みが
俺の心を責め立てる
震えぬ魂が希望を逃していく
期待を掴んでいた腕から
チカラが抜けていく
未来に向かう為の情熱が
悔恨に屈していく
色鉛筆で描いた子供の頃の将来が
陳腐な話し言葉で略されていき
背中に当たる壁が熱を奪っていく
灯した願いに気付かず
多くを悟って諦める
さしたる事の無い時が
熱望を覚ましていく
天を蹴った鳥が俺の前から先へと飛ぶ
ネガティブが俺を包み込む
雲に擬態した雲と目が合った
何の気なしに可能性を捨てる
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