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自分の夢
僕の昔の夢に、僧侶ーつまり、お坊さんになりたいと言う夢があった。働けないから、と云うより現実世界で、何か罪の意識があり、仏教と言うモノを習いたいと言う想いがあったからかもしれない。大森靖子の作った歌にNirvanaと言う歌がある。それ以前にも、グランジ革命を起こしたカート・コベインは、僕が高校生の時存在を知って、一辺で気に入った。メジャーデビュー作の一発目から僕はなんだこれは?と言う、音楽家なら良く聞く衝撃を味わった。rounge actの咆哮にも似たその音楽は歌詞世界が、かなりアブノーマルだ。その音楽を、毎日仕事と家族の送迎をしている最中、イライラした自分をなだめていた。
僕は、なんで坊主になりたかったのか
この世の末法を、否定している。
現実世界で生きる事に拘っている。
昔、受刑者が死刑宣告を受けた時、最後に縋るのが、キリストと仏陀で、仏教の方が信じられるなと思った。だが、死を前にして、恐怖や怯えにもがいて、震え慄くその最後に、それすら悟り切って、死へ向かうその思想は、果たして本当に、罪を犯した青年を救ったのだろうか。その本質的問いかけは、僕に納得がいかないと訴えている。
今までしてきた行動が、其れだったのだとしたら、腑に落ちるものがある。
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