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私、大浦夏希高一です!
今日は私の誕生日!でも、私には祝ってくれる人なんて一人も居ない。
何故って?え、えーと、、あぁもう!いいよ教えてあげる、親が居ないのよ!
はぁ、、言うつもり無かったんだけどなぁ。。まぁ他に人が居ないからいっか。
突然肩を叩かれた
ビクッ!
「誰!?」
「大浦さぁ、なんでくまの人形に話しかけてんだよ。気持ちわりー」
こいつは、同じクラスの藤井勇斗くん
「なんだ、藤井くんか、、てか気持ち悪いって何よ!あと、この子はミントって言う素敵な名前があるから!もう、くまの人形とか言わないでよ!」
ハッ!
「ねぇ!さっき言ってたこと聞いてた?」
藤井が無表情で言ってきた
「いや、今さっき来たから聞いてねぇ」
良かったぁ、聞かれて無かった。。
「あのさぁ、なんで聞いちゃいけねんだよ。」
「なっ、、何でもいいでしょ!」
勇斗は悲しそうな顔で言った
「そっか、、」
やめてよ。私まで悲しくなる。。
「じゃあ私、行くから。。」
もう家に帰ろう。。
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