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ー2052年ー
「お母さん、昔、あのコロナが皆んなから恐れられたんだって！」
「そうだよ！世界的にパニックになって沢山の人が亡くなったんだよ。」
「今ではコロナは感染予防薬で長生き出来る魔法の菌なのに……」
ー2032年ー
やっと発見したぞ！
憎っくきコロナが皆んなを助ける菌になる事を！
コロナ菌を使った秘密の薬でコロナの感染予防はもちろん、どんな風邪、病気にも効く事に私は気づいた。
その魔法の薬は世界中、瞬く間に広がり人類の寿命が10歳以上伸びた。
「凄いぞ！さすが日本のスーパー研究者
ひーちゃん博士！」
ひーちゃん博士が研究に研究に研究を重ねたから、今の明るい未来が有るのよ！」
「ひーちゃん博士に感謝だね！」
皆んなは私に感謝を込めて、「ひーちゃん、ありがとう」って言ってくれる。
私は一躍有名になり、ノーベル賞を受賞した。
今では誰一人、コロナなんて怖がってない。
それどころかコロナって、身近な食べ物にもなっている。
「ひーちゃん博士、大変です。
コロナが突然変異して猛威をふるってます！」
「なんだって……」
コロナは世界中にどんどん、広まって人々の命を奪って行った。
私は今では犯罪者です。
これから、私の出来る事、それは懲りずにコロナに立ち向かう事です。
コロナは友達では有りません！
きっと何年掛かっても皆んなから、「ありがとう」って言ってくれる日が必ず来るので待って下さい。
ー了ー
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