雨夜に揺蕩う宝石たち

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大粒な雨がしとしと 降りしきる夜の中 暗い誰もいない家へと帰った 疲労感と寂しさに押しつぶされまいと から元気のただいまをボソッと呟く 居間の電気をつけようとふと窓ガラスに目がいった 嗚呼…… 自分は一人じゃないんだ 窓ガラスに煌めく宝石を見てそう思った
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