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 ある男性、給料をもって妻の待つ自宅に帰る。しかし、妻がいない。鍵もかかっている。約束をしたのにひどいものだ。男性は賭博場へ出かけた。金をかける。どんどん増えていく。男性はボクサーを目指していた。しかし、夢はかなわず、いまは安い給料で過酷な労働をしている。男性は家へ帰る。まだ妻は帰っていない。ふたたび、賭博場へ行く。金をかける。今度は負ける。どんどん負けて給料もすべて失う。男性は家へ帰る。すると、妻がいた。給料を失った男性を黙って受けいれてくれた。  これも移民について書かれた話らしいです。移民のきびしい暮らしの話だそうですが、その時代を知らないので理解するのはむずかしそうです。
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