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あるホテルの支配人、宿泊している女性に目をつける。その女性は男を待っているのだという。
支配人が知りあいのマフィアに呼びだされる。ホテルに泊まっている女性を追いだせと指示を受けた。あの女性の夫は女性によって塀のなかに入れられた。それが最近出てきた。女性に会うはずだと。
支配人は女性の泊まっている部屋のとなりの部屋へ向かった。そこにいたのは刑務所から出てきたばかりの夫だ。支配人はその男に逃げるよう言った。その男は逃げた。
ロビーに戻ると、支配人あてに電話がかかってきた。マフィアからの伝言だ。あの男を逃がすのは知っていた。それを見越して待ち伏せていたのだが、すこしばかり見誤った。マフィアは男に撃ち殺されたという。支配人は呆然とした。
よくわからないストーリーでした。解説を読んでみると、それもそのはずで支配人が男の逃走を助ける理由が不明です。小説内には明記されてなく、読者が想像するしかありません。その解説では支配人とマフィアは深い関係だと書かれていました。兄弟とも同性愛者とも。支配人はその愛する相手をひと殺しにしたくなかったのです。と読んでいました。
小説を読むのはむずかしいですね。
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