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 戸口に立つ母親にもう一度会いたいと願う女性。子どものころは自分を観察するような母親を疎ましく思っていた。しかし、母が亡くなると、その存在がなつかしくなる。もう一度会いたくなる。父と母が子どもについてとやかく口出しするのがなつかしい。もう母親は死んでしまった。  亡くなった母親を思う女性の話でした。3ページほどのごく短い作品でした。
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