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 ある夫婦、昔来たことのある場所をおとずれる。そのときの思い出がよみがえった。夫が知らない女性に肩をたたかれた。夫がいう。あれは死の呪いだった。あれ以来、自分はしあわせだったことがない。妻はそんな女性はいなかった。夢でも見ていたのだと夫の言葉を否定する。しかし、夫はゆずらない。たしかに呪いの女がいたと言いはる。妻も負けて女はいたと認める。呪いをかけられたかもしれない。すると、夫はそんなことをいうな。呪いをかけられたなんて認めたくない。女はいなかったのだといいだす。それに対して妻は女はいたわ。あなたに呪いをかけたのも見たものという。動揺する夫に妻がいう。でも、結婚して子どもができたのは事実だわ。あなたの子どもではないけれど。  ふしぎな感じの話でした。もうすこしわかりやすく書いてほしいです。女はだれなのか、子どもの本当の親は、なぞが多いですね。
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