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 ある男性、気分よく電車に乗る。はじめての通勤だ。その電車のなかである母娘に出会う。男性は娘にひとめぼれをした。男性は機会を見て娘のとなりに座った。結婚してくださいと話しかける。娘もまんざらではない。母親も承知した。男性はプロポーズをしてめでたく結ばれることになった。そこへ車掌が黒いかばんをもって乗客の切符を確認しにやってきた。 「寓話」というタイトルだったのですが、どういう意味で寓話かいまいちピンときませんでした。結婚に関する寓意をこめたのでしょうか。
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