こんな話を読んだ２０２２

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　ある女性、浮気相手の車に乗っている。妻の乗っている車とすれちがう。女性は浮気相手からもらった日記帳を持っている。五年先までかける日記だ。妻の車をやりすごしたあと浮気相手はいった。お前は一年後その日記にこう書くだろう。なんであんな男を好きになったのか。どうかしていた。と。女性はそんなことはない。ふたりは結婚しているはずだと反論する。浮気相手はそんなことはない。二年後はこうだ。あの男はだれだったか。もう名前も思いだせない。女性はこれも否定する。そのころにはふたりのあいだに子どもがいるはずよ。浮気相手は女性の言葉をいなす。それはたいへんだ。離婚の準備をはやく進めないとな。

　浮気相手との未来を夢見る女性と現実的な浮気相手の話でした。ふたりの温度差がおもしろかったです。