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 ある星に宇宙船がやってきた。地球に住めなくなった人間たちだ。星はその人間を黙って受けいれた。まだ、そのときではない。人間たちは星に都市を作って地球での暮らしを取りもどしていった。それには長い時間がかかった。そして、人間たちがすっかりもとの生活に戻ったとき、星が動きだした。自然災害が起き、人間は絶滅した。自然のすこしのちがいに人間は気がつかなかったのである。  すこし前の時代の小説ですが、この時代から人間は自然を破壊していたわけですね。本質は変わらないということでしょうか。
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