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2022/01/01
この日記の1ページ目を書いた。
気が付けば午前2時48分で驚いた。
夜更かしする気は無かったのだけれど、仕方ない。
朝9時に起きなければいけないので急いで眠る体勢に入った。
私は寝付きが悪いのですぐに眠れるか不安だったけれどおそらく3時には眠れたと思う。
何度か意識が浮上し、その度に夢の内容は変わったけれど初夢は家族3人で炬燵に入り、テレビを見ながら喋っている物だった。
2度目に見た夢は、私と周りの人が仲良くしているモノが実は醜い化け物ということを私だけが知っているというもので、不気味な夢だった。
そこで9時にセットしていた目覚ましが鳴り、お茶を飲んでから煙草を吸った。
今日は9時30分に母がお正月の料理の盛り付けをする為、このまま起きていて私も手伝うつもりだったのだけれど、寒さに耐えられず布団から出られないでいた。
気が付けばまた眠りについていて、3度目の夢を見た。
夢はバイト先のレジの操作がわからなくてパニックになるもの。
これは父の呼ぶ声で目を覚ました。
テーブルに並ぶお寿司、お煮染め、おせち料理、お吸い物を少しずつ食べながら4人で会話をする。
母「お煮染めの椎茸ってどんな意味があるの?」
私「キノコだし子孫繁栄とかじゃない?知らんけどw婆ちゃんなら知ってんじゃない?」
婆「この椎茸は乾いてるから小さいかと思ったら戻しても小さいまんまだね」
相変わらず人の話を聞かないババアだ。
母と私は顔を見合わせて苦笑しあった。
寝起きで寝不足で時間も早かった為、私は食欲があまりなく早々に席を立ち、猫と戯れながら日向ぼっこをしていた。
暫くすれば父と祖母、母の順に周りに座り始め、みんなでテレビを見ていた。
だいたい30分程そうしていると祖母が廊下へ行き、その直ぐ後に猫も祖母の後を追っていった。
私と母と父はてっきり祖母はトイレに行ったものだと思い込んでおり、猫も私と母が構い過ぎたから嫌になって私の部屋に逃げたのだと思っていた。
そしたら聞こえてくる祖母の悲鳴。
婆「あぁ!キムコ(猫の名前)が逃げちゃったよ!」
その言葉に私と母は溜息を吐いて廊下の祖母に聞こえないように文句を垂らしていた。
私「はぁ?またぁ!?」
母「何回脱走させれば気が済むんだか…」
父も祖母に「またかよ!?」と怒鳴っていた。
玄関へ向かうとドアの向こうで庭の雑草を食べているキムコが見えた。
家の中からだめもとで声をかけてみると返事をしてこちらを見るも戻ってくる様子はさらさらない様子。
祖母は「あんたたちといると思って玄関開けたら足元にいたのよ」と言い訳をする。
私は「もういいから部屋戻ってて」と吐き捨ててからキムコのそばに近寄った。
私「キムコー、寒いし面倒だからお家戻ろー?」
声をかけても知らんぷりで雑草の匂いを嗅いだりかじったりあっちへフラフラこっちへフラフラ。
あまり追いかけすぎて敷地から出られても怖いので少し離れた所から声をかける。
暫くすると猫のおやつを持った母が様子を見に来てくれた。
母「キムコ、ほらおやつあるよ~おいで~」
しかしその時には資材置き場に入り込んでしまい出てこない。
普段はおやつを欲しがってうるさいくらいなのに外に出るとおやつには見向きもしない。
私は疲れたので庭の真ん中に椅子を持ってきて座っていた。
母が何度か呼び掛けても出てこないので仕方なくその場から私が名前を呼ぶと、走ってこちらに来たキムコ。
かと思えば横をすり抜けて開けたままにしていた玄関から家に入る。
私と母は溜息をつきながら一緒に玄関から家に入った。
居間に行けばキムコが長座布団の上でお腹を見せていた。
婆「あんたたち一緒にいてキムコが向こうに行ったの気が付かなかったの?」
私「気が付いてたけど婆ちゃんが外に行ってるなんて知らんし」
婆「外に新聞取りに行くって言ったじゃない」
私「知らん、聞こえんかったわすまん」
私と祖母が話していると父が隣から割り込んできた。
父「そもそも外に行くならドア閉めてから行けよ。閉めないならいつも気をつけろって言ってんだろ?」
婆「気を付けてるけどまさかいるなんて思わないし開けたらもう足元にいたのよ」
なんて会話をしているのを横目に私と母は正月から脱走なんて嫌になっちゃうね、なんて話していた。
母「でも敷地内から出ないからまだましだね」
私「そうね~まぁ無理に追いかけたらびっくりして道路の方行っちゃうかもだけど」
それから少しして私と母は食器を洗うために席を立った。
母が洗い、私が拭いて片付ける。
その間に母が私が寝ていた間の事を話してくれた。
母がこの家に嫁いできてから料理の盛り付けはすべて母がやっているらしいのだが、今日は母が来るのが少し遅かったのか20数年振りに祖母がお煮しめなどの盛り付けをしていた。
母が到着してから焼き豚と鶏肉を湯煎で温めていた時に、祖母が母に「これくらいはやってもらわないとねぇ」と言ったらしい。
それを聞いた父がすかさず「いつもやってんだろ」と少し怒ってくれたのだとか。
母は「普段何も言ってくれないけどその時はよく言った!って思ったよねwいつもこうならいいのに」と笑っていた。
私は「元旦にそういうことしたなら今年1年はそんな感じになるかもね」と笑った。
食器を片付け終わり、母が帰宅したので私も自室へ戻り、煙草を吸ってから某配信アプリでゲーム配信を始めた。
配信を見に来てくれた人たちと1時間ほど音ゲーをして、配信をやめてから2時間ほど漫画を読んでから映画『エスター』を見た。
この映画は昔見たことがあるのだけれど性描写がこんなにあったのは覚えていなかった。
序盤で旦那のお母さんが奥さんに厭味ったらしい発言をしたのに、外国でも嫁姑問題はあるんだなぁと思った。
夜その話を母にしたら向こうでは旦那が奥さんの絶対的な味方だからどうのこうの言っていた。
エスター役の子の演技がすごく上手だった。
奥さんと旦那さんの実の娘役の子が本当に聴覚障害を持っているらしく、それなのに演技が上手で本当にすごいと思った。
映画を見ていると「どうしてこんなことするの?こう言えば、ああすれば良いのに」と思うことが多々ある。
奥さんはエスターがおかしいことを旦那に伝えたいなら証拠を集めるべきだったし、旦那は奥さんを愛しているならもっと考えて行動するべきだった。
子供達も大人の事をもっと信用するべきだった。
カウンセリングの先生はすっごくウザかった。
シスターはただただ可哀想だと思った。
映画を見終わってしばらくゲームをしていると18時に母が夕食を食べに来た。
お昼の残りとお雑煮を食べた。
映画を見ながらコンビニで買ったコーンチョコを食べていたのであんまり食欲はなかったけれど割とたくさん食べられた。
食後暫くテレビを見た後に食器を母と片付けた。
その後に母とキャラメルモナカのアイスを半分ずつ食べた。
それから炬燵に戻ってテレビを見ながらゲームをしつつお喋りをした。
母が帰ってから自室に戻り煙草を吸いながらPCを立ち上げ、この日記を書き始めた。
初日だからやっぱり書く気力がある。
途中途中休憩がてらにゲームをしたり漫画を読んだ。
そして現在0時42分。
ようやく書き終えたので今日はここでおしまい。
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