プロローグ

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プロローグ

この世界には魔法が存在し、魔法が使える者が優位に立つ社会構成となっているのが現状だ。実際として、上位カーストの八割程度は魔法が使える魔法師といった人達が占めていて、それは世界共通だ。 僕の家族は代々魔法が使えない家系で、僕自身もひょんな事から魔法……と言って良いか分からない能力に気付く迄、魔法を使える人達に引け目を感じていた。 僕の能力は“断魔”……、指定した物質(魔法や気配も含む)を切断、遮断、断絶、横断する能力だ。加えて魔法式や化学式を解析出来る眼を持っている。 この能力を使って僕は上手く社会を渡って行くつもりだ。
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