使命感

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使命感

「でも、本当にあの課で良かったの? 新設された課だけど・・」 「うん。組織犯罪対策課で経験をもっと 積んだ方がいいと思ったけど 凶悪犯を取り締まるだけじゃ犯罪は 減らないから」 美琴を心配そうな目で見入る。 「大丈夫だよ、じぃちゃん。私は 人を守る為に警察官になったんだから」 あの出来事が頭を過る。 首を数回振り、両手で頬を軽く叩く。 敬礼をした後警視総監室から出た。
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