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転校生がこちらに向かう途中、チワワ達が転ばす為に足を出した。
「きゃっ!」「ちょっと!」
転校生遠慮なく踏み踏みしてますね~
「おらは斎藤 春!春ってよんでな!よろしくな!名前なんていうんだ?」
「俺は朝霧 ゆうっす!春よろしく!」
仲良くするのも悪くないかも…
「おう!よろしくなゆう…」
「俺、徳永!ゆうの前の席でゆうの彼氏!ゆうのこと名前で呼ぶの禁止!俺はお前と仲良くしたくないから名前は教えん!ゆうと仲良くすんなバーーカ!!!」
淳は半泣き状態で言った。
どうしたんすか?
「え、あ、か、彼氏?は?え?……え?」
あっ この子ガチノンケっすね。
「えっと…説明すると…「駄目!ゆうコイツと話すの駄目!やだー!うえっ…ぐすっ」
!?
淳が泣き出しました。なんで?
俺も転校生も困惑状態
「淳。なんで泣いてんすか?なんか嫌だった?」
「ゆう~取られんのやだ~!!」
焼きもち妬いちゃったんすか…可愛い可愛いすぎる。
「大丈夫だ!俺、ホモじゃねぇ!」
今の一言で教室が凍りづいた。
あまり前っす。だって、この学園は全寮制男子校。生徒も先生もゲイ、バイ、ノンケが7:2:1の割合。
ホモは差別用語。これは学園にいるのキツくなりましたね。
ガラッ
「席に着きなさい。授業を始めます。」
波乱の予感っすね~ 面白そくなりそう
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