1話 秀樹&憲一

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1話 秀樹&憲一

妃香里は、俺の初恋の女。。。 今のところ、、、 う〜ん。。。。 2戦1敗1引き分け状態。。。。 (告白の回数)※にわか憲一調べ 本当、、中々に、首を立てに振らない頑固な女。 秀樹「 しっかしなあ。。。なあ。憲一。。。 まあ。気持ちは分かる。。俺等は女好き!!  駄目ならヤラせてくれる気のいい女を先ずは抱け? それが 普通っしょ? 」 憲一 「それは、、、まあ。。。スルよ。。俺だからね。 秀樹。ヤルならさあ。やっぱり、イカせてなんぼじゃね? だったら、最上級の身体を突くその日まで訓練するに決まってる。。   穴があったら入りたい。 いや、入ろうよ。 同じ穴でもゴールポストだけな訳はない。。」 秀樹「バカヤロー。ヤメロよ!!明日、ゴールポストみたら絶対爆笑する自信ある。。」 憲一 「久しぶりに、抱いたら泣かれた。。スゲー気持ち良かったって。。。」 秀樹、大爆笑。。。 憲一 「イヤイヤ。それは、ヤッテ差し上げた感があるよ。。良かったよ。  ヨかったみたいで良かったね。。  だった。。」 秀樹、、涙を流して笑っている。。。止まらない。 「誰と寝たの?」 憲一 「 明日南。。 相変わらずかわいい。。」 ※皇明日南とゆう、超 売れっ子アイドル 秀樹 「ヤルならかわいい子がいいよね。。分かる」 憲一 「かわいい 美人 としか、俺は寝ない。。 これは、マジで そう。。 ポリシーだから!! 真也みたいに、奨みたいに。。誰だって良い訳じゃない。」 秀樹 「あはははははははははは。。人それぞれだから。。 比べるなよ?  ははははははは。 冴子は? 美人系じゃん。喰わないの?」 憲一 「秀樹。。ここは、どこだ? 早乙女だよ。。  誓う。早乙女女子は妃香里しか抱かない!!」 秀樹 「いや。抱けなくね? 抱いてから云えよ。笑」 憲一 「絶対に、妃香里は俺のだから!! 間違いなく、俺のだから!! 秀樹!! お前。男前だから、、云っておく。。絶対に、何があっても、妃香里には手を出すなよ?!」 秀樹 「親友の女に手を出す程俺モテなく無いから。。 それに、俺、、妃香里はタイプじゃない。。  ワリィ。。  美人過ぎて、 俺には無理」 憲一 「そうか。そうか。それでいい それでいい」 俺も秀樹も早乙女に来て分かった事がある。    互いに、、、あら? 頭良くね?だった。 たぶん、渡が抜群に教師並の頭を持つからだ!! 学校じゃ。ちょっとイマイチ。教え方悪くね? って思っても渡に教わると、なるほど~。。だった。渡の柔和な考え方=理解力。読解力 そして、からの 説明力が優れているなあと。。そこの違いに気が付くと。更に俺は渡を尊敬せざる得なかった。。 渡「憲一。お前。。やっと、頭を使うようになったなあ。。 いい面してる。。早乙女で良かったんかもなあ。。 お前には。。秀樹もさあ。。」 秀樹の家は四人家族。母親だけの子が三人。 下の妹だけは父親違い。。。 この父親がアル中だったから秀樹は一度死に際を見た位の怪我を負った事がある。 母ちゃんは、トラック運転手。。。気合い入りまくり。。だからこそ秀樹は中卒でも働きたかった。。高校行く金が勿体無いから。。 だから、荒れた。 中学生時代がそこにはあった。。 秀樹は、実は凄く優しい男。。。 栄之助 「お前等。。バカヤロー二人!! 随分頑張ってるからよ。。 早乙女に合格したらよ。。 学費全部、二人分出してやる!?  秀樹。。気にせず行けやあ。。 まあ。行けたらなあ。。 」 秀樹「 ありがとうございます。。栄之助さん。 俺、受かりますよ。落ちる気がしないから。。」 案の定、合格。。 栄之助は、満面の笑みでハグをしたんだ。。。 俺等は、、、、 感謝と反省を、、、初めて味わった。 秀樹の母ちゃんが腰抜かす程喜んだ。。 学費は母ちゃんが出すと言い張った。。 栄之助が、それをサラッと説明。。。 母ちゃんが、、、明るくて豪快な母ちゃんが、、、 背中を丸めて大号泣。。。   していた。。。。。。 その時、栄之助はきっぱり話した事がある。 「ボンクラ坊主共がさ、もしも、大学行きたいなら、まあ、受かればな?受かった時は、俺が援助すっからな。。  まあ。受かればな? 笑笑笑」 びっくりした母ちゃんだったけど、 「ボンクラだけど、、、行きたいなら行かせたい。栄之助さん。。恩に切ります。。 だけどさ。。 大学費用は、、私が働いてるし、大丈夫よ。。それに。  行けないんじゃね?  ボンクラだからさ。笑」 秀樹は、大学進学し法律の方を学んで行く。。 奨学生制度を使って。 なるべく自らを律する為に。。 自分で決めたのだった。。
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