2話 愛しのメール

1/1
前へ
/40ページ
次へ

2話 愛しのメール

毎晩欠かさない習慣がある。。 必ず見る。22時のメールを。。 ( お疲れ様です。 )から始まる妃香里とのやり取りはラインのそれより楽しみで。。。実はそれで俺は良かった。。待つこと待たれることのジレンマが俺には良かった。。。 相変わらず、優等生的会話な妃香里。。 彼女は、そうゆう子なんだろうなあ。。 どうして、中学生時代、メールのやり取りしなかったのか。。 今更ながらに凄く後悔。。 ( しかし。憲一君!! 私は凄く凄く凄く感動したよ! レイアップシュートから始まって。。 今、スリーポイントシュート。。。 努力してるよね?   お疲れ様。頭が下がるなあ。。) 俺んちの近くにはバスケットコートがある公園がある!! 俺は朝一そこで必ず練習をしてから学校に行く。 最早、習慣だった。妃香里にはバレたく無いから絶対話さない。。 ( どんどん、バスケが面白い!! やって良かったと思ってる。。 ) いつの間にやら俺は気持ちを素直に書いていた。 きっと、ラインだったなら、、スタンプつけたり、兎に角カッコつけるよ。。間違いなく。。。 メールだから、、、何となく、、、伝えられた。俺がいた。。 (明日も頑張ろーね。。おやすみなさい。ひか。) りは、ねんだ。。。あっとゆう間のやり取りなのに、、、俺はこの時間をなるべく大切にした。。 ある日のメール。 前日は、明日南とヤッテいたが為に、、、メールは出来なかった。以外にも、、気持ちが良すぎて。 久しぶりに集中しちゃった。 俺は、女の家。ホテル等、泊まる事はしない。 事を済ませたら自宅に必ず帰る。 今夜も自宅に帰りシャワーを浴びてベッドにダイブした。 そして、朝にはバスケットコートに必ず行く。 バスケットコート内にはベンチが設置されていて。俺はそこに座り携帯を覗いた。。。 ( こんばんは! お疲れ様です!!)から始まって。。。。 ( う〜ん。。 忙しいみたいね? 喧嘩や悪いことは駄目だからね!! 風邪!引かない様に! メール、返信待っていましたが、お忙しい様なので、アタシは美容に悪いから寝るね💢。) 必ず、、、喧嘩、悪い事の、、、注意を受ける。。 16歳のσ(゚∀゚ )オレ。。 ちょっと笑うよ。。 そして、嬉しい。。俺の返信を待ってた。。。 最後のメールが、、、23時を過ぎていたんだ。。 ごめん。妃香里。。そこのステージには昨夜は居ないよ。。君が考えもしない夜だったから。。笑 起きてたんだ。。 俺のメールを待ってたんだ。。 スゲー、、そうゆう気持ちが嬉しかった。。。 妃香里は本当に、、妃香里。。。 俺のサンクチュアリ♡♡♡
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加