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4話 妃香里の思ひ出 進路
私は早乙女高校に入るのが夢だった。
理由は、制服がセーラー服。。なんか可愛かったから。。 後は。家からまあまあな距離だから。
入るとずーっと思ってたんだあ。。
三年生の夏休み頃より
憲一「妃香里! 勉強やろうぜ。。家に来い」
え??!
空耳だと思ってシカトした。。
次の日
憲一「 数学やるから、今すぐに来い!!」
何故か命令。。。 なのに。。行くとゆう。。
なんて、素直な私。。。
皆の前で怒鳴られてから何となく、、たち打てない氣がして。。 ゆう事を聞いています。。
数学の教科書、ノートをしっかり持ちました。
ズラーッとヤクザさんが両サイドに別れます
皆、一列に並び手を後ろに回して。。
「お嬢様!!こんにちは!!いらっしゃいませ」
全員が、、、そうゆう。。。
昔はそうじゃ無かった。。 寂しい。。。
お客様あつかいが凄く凄く凄く寂しい。。。
帰りたくなった。。。
憲一「 帰るなよ。。 バカヤロー。こっちだろ? 忘れたのかよ?? 笑笑笑笑笑」
「知ってます!! こんにちは!!
皆さん!! 私は二階堂妃香里だよ!?
妃香里!! 忘れたのかよ〜〜〜。。。 」
頭を上げた皆さん
「 妃香里かよ。。。笑笑笑笑笑笑笑
随分、美人になったなあ。。笑笑笑笑笑笑」
妃香里
「イヤイヤ。無い無い無い無い。無いから。
変わらないから!! 江ちゃんありがと。
皆さん!! ありがとうございます!!」
一礼をした。。
久しぶりかな?? え??そんな??
私も憲一君が最近妙に近づくから、、久しぶり感がゼロ。。
和式部屋へ入ると。。
渡「偉い、別嬪さんじゃんかあ。。妃香里だよな?」
嘘くせえーーーーーーーーー
「清ちゃん。わざとくさい!!ヤメテヨ。。笑」
ここは、ヤクザ屋敷だ、きっと普通なら入れない。。居るだけ不思議な場所。。静かな部屋。。
ここで、受験の前日まで、只管に何故か清ちゃんと、憲一君と三人で勉強をしていく。。
始めは秀ちゃんをはじめ黄桜軍団達が居たけど
「一人で集中しながらやるわ。。」
何故か皆来なくなってしまう。。。
「憲一君。秀ちゃん達とケンカしたの??
仲直り手伝おうか? 」
渡「ははははは。。 男同士に首を突っ込むな。」
妃香里「うわあ…。。。 寂しいなあ。。。」
憲一「 逆だよ。。仲良いから心配すんな。。」
妃香里「 分かった。。 何かあったら、、、
ゆいなよ? 」 懲りない妃香里。。。が居た。
清ちゃんが段々と難しい問題をぶつけてくる。
暫し悩む。。。 分かんね〜。。
憲一「 こうじゃん? 」
公式をどう使うか?を、一生懸命に私に説明してくる。。
渡「 正解だ!! ははははは。。」
ビビります。。マジで。。。
あんなに、授業をイタズラに放棄して、、
自分達はいつもいないのに。。。
時には彼女連れてきてすき放題だったよな?
神様〜 依怙贔屓過ぎやしませんか?
アタクシは、毎日毎日毎日毎日。真面目に。
日頃より真面目に過ごして来ましたよ。
駄目っすか? だめなんすか??
ぼ〜っとしてしまった。。。
憲一「 どした? 頭パンクした? 」
妃香里「 ううん。。。 呆れているんだよ。。
アタシはアタシに、 不甲斐なさで呆れている。」
渡「 よし。休憩!! 妃香里。。
大丈夫だ。。 意味ある努力ならきっと報われる。」
妃香里「 意味ある努力? 」
渡「努力でも、報われない事がかなりある。。
運命が、そうじゃないとジャッジした。そう思う。。 報われない努力は存在する。。
けどさ。。 意味あるよ。今悩む事にきっときっと意味あるから。。 やりなさい。。只管に。。笑笑」
ヤクザに諭される、、、15のパンピー女子。。
「清ちゃん。分からないけど、ありがと。。笑」
その時だった。私の携帯が鳴る。
メールを見た。思わず微笑んでいたみたい。
渡「 なんだよ? 機嫌が治ったな?コレか?」
「清ちゃん。小指立てないで。。それ、女子をさすよね? 違います〜。。」
いつの間にかに瀧君とメール友達になっていた。
何となくメールがいいらしい。。 笑笑笑
私はどっちでも良かった。。怒鳴られ隊として。
仲間意識が高くなる。。 マジで怖かったから。。
KINGが。。。。。
憲一「妃香里!!勉強タイムに携帯は駄目だ!」
粋なり、アイデンティティーを発揮してきた
KING。。
「 分かりました。 」
渡「 はははははははははははは。 素直〜。」
「 だって 怖いんだもん 」
渡「 怖いの? 」
「 うん。 怖い。 」
渡「 憲一。。。 妃香里は妃香里だよ。。
従わせるとか違うだろう。。 舎弟じゃないよ。
間違えるなよ? 」
「 そうだよねえ。 言ってやって!言ってやってよ! ジャブを。」
憲一「 だってさあ。教科書貸さないから」
渡「 自分のがあるだろう? 」
「 そうだよぉ! 自分のを使いなさい!!」
憲一「 やだ。 」
渡 「 なんでえ?! 」
妃香里「 どうしてえ?! 」
憲一「 俺は妃香里が好きだからだよ。 」
渡 妃香里「 ナンダソレ 」
憲一
「会いたいじゃんか。クラスが違うんだから。」
渡 「 お前なあ 」
妃香里 「 あんたねえ。 」
憲一「 いじんなよ。 あんまりさ。。 」
渡 妃香里「 我儘だなあ。。。。 」
憲一の好きは家族愛で 女をさすとは考えもしない妃香里がいた。
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