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7話 妃香里 初めての合コン
それは、本当に突然にやって来た。
早乙女高校に入学して。バスケットボール部を選択した私と真実。憲一君と秀樹君をバスケット部に勧めてびっくり(・・;)二人が凄く生き生きとしていた。。
中学生だった頃は荒くれだっていたよ。。。
なのに。。。がんばっている。。 超びっくり(・・;)
穏やかに高校生活に馴染み始めて。。。
友人も出来た。そんな毎日の中で。。。
同じクラスの新田成実と青山莉乃がランチタイムに気分を上げて云ってきた。
「妃香里!真実!いい!! 今夜!!七時!!
居酒屋葉ちゃんね!! 必ず来てよ!!」
真実
「大学生だっけね?」
莉乃
「違う!! それは、あんたらすっぽかしたやつ! 今夜は、南山!! 中々に人気者な人達らしいから!! きっちりしてきてね?」
妃香里
「あははははははは。そこそこね?」
成実
「妃香里は元がめちゃ美人だから大して気合いは必要ないから!!あんま気合い入られたら、あたしら雑草になっちゃうからね!! 」
真実
「雑草って!? ちょっとおおおおお」
きゃっきゃっ♡きゃっきゃっ♡
この時は、、、めちゃくちゃ気分が上がってた。
いざ!! 合コン!!
妃香里はゆるふわお団子ヘアでハイネックの
ワンピース。
皆、お洒落さん。そして、全員がワンピースコーデ。。 The男ウケ狙ってますよ風。。。。。
葉ちゃん居酒屋は、仕切り壁がある木材素材が安らぐ気持ちを持たせてくれる。
店の一番奥はステージになっていて。。。
ピアノやドラムが鎮座。 小気味良いリズムのジャズが流れていた。
小森成実
「あ!! 居たあ。。」
妃香里と真実はびっくり(・・;)。。。。。。。。
佐宗邦尾、青田奨 が。。。居たあああああ
莉乃が耳打ちをしてきた
(ヤバい。。めちゃくちゃイケメン。。アタシ。
青田君がツボる。。妃香里!真実!被り無いよね?)
アタシは終わった氣がして帰りたい。。
真実「 無いよね〜」
席に座る。。もう、、、お面が欲しいから〜。。
粋なり「妃香里ぃぃぃぃぃぃ。。久々あ!?」
「 あははははははははは。。はあああああ。
やあ!! 元気?二人。。」
莉乃と成実がこちらをみた。。
良原大地 筧裕貴
「はじめましてえ!!つーか。めちゃくちゃ可愛いね。皆。。」
佐宗
「ワリィ大地 裕貴。。妃香里はだめだよ。。」
良原「 ははは。。手え早い〜。。。笑笑」
佐宗は、耳打ちした。
(妃香里。。お前。。どうゆうつもり?)
妃香里は頬を膨らませた。ぷくぅっと。。
(邦ちゃんがそうゆう事云うの? )
邦尾 (ばああか。。憲一に悪いから!?
俺はアイツの親友だから。。)
青田奨( マジでだよ。。お前、合コンとか。
生意気だよ。生意気!!くそ生意気!?だめ。)
妃香里はまたまた頬膨らませた
目を細めてジーッとみた。。。
青田奨( そんな かわいくみせてもだめ。)
そんな話しをしていたら、、、、やってきた。。
KING
スゲー。。。 オーラを撒き散らして。。。
良原「よお!けんちゃん?! 久しぶり〜!」
憲一「 よお!! ワリィ。妃香里は俺のだから!!」
ビビりまくる。
小森成実 青山莉乃
しかし、、、、イケメンだわあああああああ。。
に、尽きる。。店内の女子がちら見する位に。。
イケメン男だから。。。
妃香里は溜め息をついた。。
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ ´Д`)=3
憲一
「邦。奨。連絡、サンキュー。。 真実!!帰る?遊ぶの? 邦!真実を頼むからな?」
仕切りまくる KING。。。
えええええええええええええええええええ。
憲一
「妃香里は、連れて帰るな?! 皆!?
楽しめよ?! またね。」
福沢を、、、渡す。。。憲一がいた。。。
皆、、、「あざまああああああああす。。」
真実ももはや、、、「ドンマイ!! 妃香里!!」
妃香里は憲一に手を引かれ店を出た。。。
店を出ると公園がある。。。
公園の入口に入るとすぐベンチが設置されている。 二人はそこに座る
憲一「さあ。。 浮気したなあ? 理由を話せ。」
最早、、、、、、、絶句。。。。。
妃香里は深呼吸をして口を開いた。
真っ直ぐに憲一を見る。。。。。
「 私は、憲一君が支配する人間なの?
何様?なに?浮気? 付きあってないよ?私達。私は、出逢いたいの。。あたらッッッッ」
憲一は妃香里の唇を唇で塞いだ。。。
妃香里は戸惑うけれど、、、憲一は唇を重ね続けた
やがて ゆっくり離したあと。
「黙っとけ。。。それ以上は云うなよ!!」
妃香里の眼からポロポロと零れ落ちる雫たち。。
ポロポロポロポロと。。。。。
「私は憲一君とは付き合わない!! 嫌いよ!」
「いい加減にしろよ!! 妃香里は俺を好きだよ。。俺わかるから。。お前の気持ち。。痛い程
俺、妃香里を愛してる。。」
「 嘘よ!! 」
私は、、話す事にした。。。
「憲一君は、たあくさん居るのよ!!
たあくさんたあくさん愛してる女子が!!
たあああああああくさんいる中の私なんだよ!
貴方は間違ってる! 何もかも!!」
憲一
「あははははははははははははははははは
なんだあ?? ヤキモチかよ?! だろ?
あとは?!」
「 あとは、、あ!!そのたあくさんいる中の
。。。 あれ? あ!! アタシは、、、あら?
え? 何番目?? あら?
あ!! そう! コレクション!
憲一ガールズコレクションの一人だから無理!
取っ替え引っ替えしたいなら私はむり!!」
憲一
「 いい線いってるけど違うなあ。。。
妃香里は、俺のサンクチュアリだから。。。
それとおんな達は同列じゃ無いよ。
チッチッチッチッ🤞 違うから。。全く別だ。
妃香里は俺の宝で一人しかいない大切で大事な
愛してる女。。だあれも君には勝てない。。
君が一番。君だけを愛してる。。。。。本気だ。
結婚しようぜ。。 妃香里の一人くらい食わしてく!! しようよ。 結婚!!」
「 バカヤロー?! 結婚を舐めんな!!」
「 あはははははははははははははははは
怒鳴ろうがたたかれようが痛くねえからな。
妃香里。。 諦めろ。。 お前は俺に只管愛されてろよ!!」
「 うわあああああああああああんんんッッッ
憲一君が好きだよお!! ちくしょう!!!
言いたく無かったああ嗚呼。。
うわあああああああああああん。。。。負けた。。」
憲一は妃香里の唇を噛むように吸い付いてゆく。
眼から流れた雫を憲一は吸い付いた。。。
「 愛してる。ずーっと。 」
妃香里が話そうとする度に唇を重ねる憲一がいる。 唇から好きが伝わるように。何度も何度も。。。 向き合ってゆく二人がいる。
やがて憲一は妃香里を優しく包み込む。。
耳打ちした。「 愛してる。。」
憲一は、この日。。初めて心から妃香里を求めた。
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