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「酸性くん、君には期待しているんだ。
いろんな可能性を秘めているだろう君は、ボクたちにとって、とても大事な存在だ。
君の可能性が広がれば広がるほど、君の価値は高まる。
だが、秘めているものが何なのか……
それが表に出た時に、どう作用するのかが分からないからね。
心苦しい方法ではあるが、手段の一つなんだ許してくれるかな?」
今までとは違う内容に思考を巡らせていると、室内にいた男がこちらへと向かってきた為、そちらへ目を遣るなり
*バチンッ
と鈍い音が室内に響いた。
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