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男は俺の髪の毛を掴み、グッと顔を持ち上げる。
「お前が女だったら、痛ぶらないで可愛がってやったのに」
俺を見つめる男の視線に得体の知れない気持ち悪さを感じ、身震いする。
「お?そんな怖がるな、男とヤる趣味はねぇから。
ま、アルカリちゃんだったら喜んでヤるけどな」
と笑う男。
コイツはなんて言った?アオイに何をしようと言うんだ?
アルカリの言葉に反応した僕を面白く思ったのか、男は繰り返し僕に伝える。
「聞こえなかったか?
アルカリちゃんならヤレるって言ったんだよ」
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