第1章「帝国へのいざない」
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そもそも自分は どこへ向かっていたのだろうか。 自分の後ろ姿に 辿り着けたとして、 それでその後、 何があっただろうか。 全ては想像に過ぎない。 分からない。 霞む視界、 渇く全身、 苦しみから無になってきた。 ・・・ ん?また走馬灯か・・・。 前方に、砂漠にあるとは思えない、 建造物が立ち並んでいるように見える。 黄泉の国なのか・・・。
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