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河越まどか 30歳
会社勤めをしている時、心を病んで退職。
メンタルクリニックに通い自宅で静養していたが、抗うつ薬の過剰摂取で自殺を図り、昏睡状態に陥る。
幸い意識を回復し、その後は生まれ変わったように意欲的になり、仕事をしながら大学院に通って心理学の勉強をし、臨床心理士の資格試験に合格。
現在は複数の中学校にスクールカウンセラーとして勤務し、生徒のいじめなどの悩みの相談をしている。
まどかは昏睡中に見た夢のことを覚えていなかったが、白い木を見ると敬虔な思いがこみ上げてきて、祈りを捧げたくなった。
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