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「ひ…ンンッ…!」
右足だけ担ぎ上げるようにして掴み腰を進める浩太の手を握り、きゅうきゅうと括約筋を締めてもお構いなしで突き入れられるモノの違和感に耐えかね、堪え切れず艶かしい喘ぎ声を上げてしまう。
(絶、景…)
痛みからではなく快感でその表情を歪め、とろとろとザーメンを鈴口から零しても勃起し続けているペニスから結合部分を上から下へと眺めていた浩太は、うにうにと内壁を蠢かせ浩太を刺激する涼の艶姿を見て、思わず呟く。
──涼を好きになった時からいつかしてみたいと思っていた行為は想像以上に良く、涼が嫌がる声も聞かずに全てを穿ってしまった。
何度も繰り返し括約筋を締め、このまま浩太を留めさせようとでもしているような状態でイクのも悪くないが、それでは自分一人が良いだけだ。
あれほど嫌がっていた涼の中にいるのだ、初めての経験はイイものにしてやりたいと思い直した浩太は肩に担ぎ上げた涼の内腿にキスをすると、反対側の腿を自分の方に引き付けるようにして律動を開始する。
「ひぁッ…! ダ、ダメ、だッ…ァ、ん…ッ!」
ベットについた膝を基点にして腰を揺らし、容赦なく涼の中に灼熱の楔を打ち込むと、唾液を飲み込むこともできず唇から零して喘ぎ続ける涼に爪を立てられ、顔をしかめる。
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