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「ねぇ、リョウ…」
「ンだよ」
内心で冷や汗をかいていた涼の胸元に体を擦り寄せ、どぎまぎしている涼に向かって浩太が甘く囁く。
「夜まで時間あるから…しよう?」
「はぃっ!?」
(今までしたことねぇくらい激しいのしたばっかなのにっ!?)
それはもう、言葉にし尽くせないほど気持ちのいいセックスをさせてもらった。
できればまたされてもいいと思っているくらい確かに良かったけれど…すぐにもう一回というのは、どうだろう。
(え~と…)
嫌ではない。 そりゃあ思い返すだけでまだ何かを挟み込んでいるようなアソコに甘い痺れが走って吝かではない気分になりはするのだが…
でもすぐ二回目と言うのはどうも…と踏み切れない思いに答えられず唸っていると、そんな涼の耳元に唇を寄せた浩太に、魅惑的な誘い文句を吹き込まれた。
「おれがされる方でいいから…ね?」
「……」
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