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episode.5
−学校−
「えおちー!」
「あ、こはおはよー。」
「あのさ!千尋の件なんだけど...」
「な、何...?」
「今週の土曜に私と拓哉遊ぶんじゃん?その時なら別にいいよって...」
「つまり...、ダブルデート!?」
「まぁ、そういうことだね。」
「ど、どうしよ...。今から緊張してきた...」
「もお、えおちーは可愛いなぁ!」
「///...」
「まぁ、良かったじゃん!ね?」
「う、うん...」
「あ、それより拓哉にも知らせないと...」
「拓哉!」
「ん?何、琥珀。」
「あのさ、今週の土曜、えおちーと千尋も来ていい?」
「え?」
「えおちーが千尋と遊びたいって千尋に行ったら、千尋が私と拓哉が遊ぶときならいいよって...」
「まぁ、別にいいけどさぁ...。俺、本当は琥珀とふたりきりで遊びたかったんだよね。」
「ほんとごめん。」
「うん、大丈夫だよ。」
「ありがと。」
「じゃあ、ばいばい。」
「ばいばい。」
「拓哉、いいよって言った?」
「うん。私もほんとは二人で遊びたかった。」
「ごめんね、私のせいで...」
「あ、えおちーを責めてるわけじゃないんだよ!千尋を責めてるの。」
「千尋くん...。」
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