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むかしむかし、あるところにイヌのような姿をしたワン族とネコのような姿をしたニャン族がいる国がありました。
みんな仲良く暮らしていたのですが、突然マの一族を名乗る者たちが村や町を襲い、あらゆる悪さをし始めたのでした。
しかも、マの一族の中心にはマ王がいて、いつか国を乗っ取ろうと考えていたのです。
困り果てていた国民でしたが、とある村の伝説を耳にして状況は一変します。
それは『ワン族とニャン族の間の子、ワニャンの勇者が世界を救う』というものでした。
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