美麗な表紙画の、豪華過ぎる!おまけ その2

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 さて、『薬喰』とは「薬を食う=摂る」のではなくて「薬として、そう見做して食す」ことです。 冬の季語だそうです。 訪れる冬の厳しい寒さに耐え得るようにと、猪や鹿の肉を食べ備えたことに由来するとか。 ――イマドキで言うところの『滋養強壮剤』的なものですかね?(違うかも)  仏教で肉食が忌まれていた影響で、「けして好き好んでじゃないんですよ!薬として致し方なく食べているんですよ!」という先人たちの言い訳――、もとい『生』への熱き執着を窺い知ることが出来る呼び方です。  他にも、「鯨は海を泳いでいる=魚だから食べていいんだよーん」とか、「兎は飛ん(跳ん)だり、耳が羽根の様に見える=鳥(以下省略)」とか(数え方が『羽』なのはそれに由来)、『肉食』への烈しい情熱(パッション)を感じさせる説はチラホラ見受けられます。  それらの全ては『生』への熱望、切望が言わせているのかも知れません。  では、シリウスの青眼=エドが直さんを薬喰する所以(ゆえん)、理由とは・・・・・・ あえて最後まで言葉にする必要はありませんね!(∀`*ゞ)テヘッ  ラムネ様が御本の「お絵かきする⛄専用BOOK」https://estar.jp/novels/25924427にて仰っている通りの解釈で相違ないです。  
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