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悲しみ
11月15日
私は生きる気を失った。
それくらい、軽い気持ちじゃなくて、心の底からユウが好きだったから。
ユウは最後にこう言った。
「僕には彼女がいる。そういうこと。もういいよね。」
ユウは嘘をついていた。彼女はいないって言っていた。なのに。
悲しかった。好きな人に嘘をつかれて、その気にさせて捨てられたことに。
もう、なんかどうでもよかった。
生きるとかどうでも良くなった。
ただただ悲しかった。
一緒に過ごした時間は少ない。なのに悲しみはこんなにも。
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