エピソード3

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エピソード3

「協力してくれるの?くれないの?」 不機嫌な口調で先生に問われた。 <〆切も迫って来てるし、先生の機嫌も良くなれば…。> 「わかりました。やります。」 「じゃあ、オナニーからやって。」 「はい。」 「あ!いかないでね。」 「わかりました。」 私はブラを外し、準備を始めた。 <いかないように、タイミングを見て男を招き入れる。なかなかハードルが高い。> 《お前の体に誰が良いのか?教えてやる。》 胸を弄り、ショーツの中へ手を入れて、クチュクチュと音を立てながら指で秘部を上下に動かした。 「あ…あん…はぁ…はぁ…。」 もう秘部はビチャビチャ。ふと、先生を見た。私のことをジッと見ている。先生がこちらに来たので、無言でローターを渡し、私はソファに横たわった。 ウィ〜ン 小さな卵型のローターは、高めの音を出し、その形からは想像できないほどの振動を持っていた。 《さぁ、始めようか?俺が男ならどうする?まず、どこから攻める?》 「あん…あ…んん…。」 振動がすごい。胸の先端に今まで感じたことのない刺激に必死に耐えた。でも、あまりの気持ち良さに体が仰け反る。 「あん…あ…や…あん…。」 《シャツの上から胸の先端に少し当てただけで、こんなにも反応するとかどんだけ感じやすいんだよ。》 胸が振動で小刻みに揺れる感じが俺の心をワクワクさせる。そして足をモジモジさせながら耐えてる姿が堪らない。 《そろそろ下半身行くかな。》 男は私の足を開きショーツの上からクリトリスにローターを押し当てた。 「ああ!」 声とともに体が大きく捻れる。足を閉じようとしても手で抑えられ、全く閉じれない。クリトリスに当てられたローターの振動が身悶えするほど感じる。 《女にしか与えられていないクリトリス。感じる為だけに作られた部位。全ての女を快感へ誘うこの部位を弄り倒したら、お前はどうなる?》 クリトリスにローターを当てられたまま、足は全開で、頭が変になりそう。 「ああ!や…ダメ!いく!あ…あん…あん…ああ…ああ…。」 私は大きく仰け反り、ソファを握りしめ昇天した。ソファの皮が皮膚に張り付く。 《下着の意味が無いくらいビチャビチャ。さてと、次の段階に行くかな。》 え?さっきので終わりだと思っていたのに、先生は私からショーツを剥ぎ取り、今度は直接ローターを押し当ててきた。 「ああ!ダメ!」 ローターで攻められるだけじゃなく、私の中を先生の指が激しく掻き回す。 「ダメ!出ちゃう!」 体の中心をツーンとした疼きが貫く。 「んあ…あ…や〜!!」 私は悲鳴にも近い叫び声をあげ、溢れる愛液とともにいった。 「はぁ。はぁ。はぁ。」 《すげぇ吹いたな。》 なんだかムラムラしてきて、俺はちよこの中に入れたくなった。 先生は着ていたシャツを脱いで、愛液溜まりができた私のお尻の下に敷いた。急にソファの背もたれが倒れ、先生が股の間に体を入れてきた。 <え?> 「あれ?言ってなかったっけ?女と男は互いに興奮し合って、一線を越えるんだよ。」 先生の口角が少し上がった。私も先生と一線を越えるの?ドキドキと疼きが私を支配し始めた。 《もう、お前に対する衝動を俺自身止められそうにも無いから、辞めて欲しいなら、全力で抵抗しろ。》 「あ、あの。」 「あ?」 「先生と?その…。」 「そうだよ。」 先生の唇が襲いかかってきた。今までとは違うキス。自分の中のもう一人の私が、先生とこうなりたかったと心を震わせた。 「あ…はぁ…はぁ…あん…。」 汗ばんだシャツ越しに先生の大きな手で胸を撫で回されていると思っただけで、イってしまいそうになる。 《さっき、いったばかりだから、何処に触れても、舐めても、体が感じやすくなってる。今日は、もう何処にも行けないくらいにしてやる。》 「んあ!あん。や…あ…。」 耳の穴の中に舌を入れて弄るから、ピチャピチャという音が直接脳内を刺激してくる。シャツを脱がされ、残ったスカートだけが体にまとわりつく。 「ぁあ…はぁ…あん…。」 胸に吸い付くと体を仰け反らせ、もっと吸ってと言わんばかりに俺に胸を突き出す。 《そんなに吸って欲しいの?噛んじゃおうかな?》 「ぁあ…いや…いく…。」 一方の胸の先端を甘噛みされ、もう一方の先端は指で強く摘ままれクリクリと転がされ、私の体はあっという間に昇りつめた。 「こんなにグチョグチョにして。やらしい体だな。」 「だって…。」 「だって何?」 先生が…。そう言いかけたけど…。 「ああ!ダメ!あん…んん…。」 「言えよ。」 「んん…そんなにされたら…ああ!」 またローターでクリトリスを弄られ、足を閉じようとするも、先生の体が邪魔して閉じれない。体を捻り、逃げ腰になっても逃げきれない。 「んん!いく!」 全身に力が入り、呆気なく再びいかされた。 「何回いった?」 「お願い…します。」 「何が?」 「挿れて…下さい。」 「何を?」 「先生の…。」 そう言って、ちよこは俺から目を逸らした。 先生はカチャカチャと金属音を響かせながらズボンのベルトを外し、中から大きな肉棒を出した。ソファの背もたれを戻し、座ると… 「乗れ。」 そう言って私に先生を跨がせて、熱い肉棒を突き刺した。 「んん〜。」 膣壁を押し広げて入ってくる肉棒に、小さく唸った。 《んあ。パンパンに膨らんだ膣内の締め付けが気持ちいい。》 「先生。私この体位したことありません。」 「ゆっくりで良いから、動かしてみろ。」 「はい。」 もう作中の男と女ではなく、完全に先生と私だった。 「ぁあ…あん…奥まで来て、すごく気持ちいい。」 《んあ、先端に当たるコリコリと当たる子宮口が俺も気持ち良いや。それに、お前をしたから突き上げる度に目の前で揺れる胸が、たまらなく吸い付きたくなる衝動を掻き立てる。》 「あん…あん…んん…。」 息継ぎがままならない程、突き上げられ、バランスを崩しそうになり、先生の肩に手を置いた。先生は腰を動かしながら私の胸を強くもみしだき、吸い付いた。 「ああん…。」 体の奥からの快感と胸からの快感が私の脳を狂わせていく。 先生は胸から腰に手を置き換え、更に激しく突き上げ、揺れる胸を舌で舐めまわした。 「先生…あ…いく…いっちゃう…。」 ちよこの中はキュンと締まり、熱い愛液が俺の肉棒を伝って流れ出た。 「後ろ向いて。」 <先生はイッてないの?> 「はぁはぁ…はい。」 ヨロヨロとなりながら、先生から一旦離れて、ソファの上で先生にお尻を突き出した。もうかなり体力が限界に近い。 <これ以上イったら私どうなるんだろう?先生とのエッチがこんなにも気持ち良いなんて。> 「んん…。」 《なんだ?この肉圧。抜くときに絡む肉ヒダが気持ち良すぎる。吸い付くような肌、背骨のラインや腰のエクボ、全てがやらしい身体。》 「お前の身体、ヤラシイな。」 「ん…あ…あん…先生…。」 「ん?」 「先生のが出る時、気持ち良い。」 「俺も。」 <先生の「俺も」が嬉しい。> 「あん…。」 背中を先生の舌が這う。後ろから胸を揉まれ、もう気持ち良すぎて自ら腰を前後に動かした。 「どうした?自分で腰動かして。」 「あ…んん…気持ち…良い。」 「もっと欲しいか?」 「うん…あん…もっと…欲しい。」 「じゃ〜、お望み通りに。」 腰をがっちりホールドされ、皮膚と皮膚がぶつかり合う音が部屋に響くほど、前後に腰を揺さぶられ、私は秒殺された。 「や…あん…あん…だめ…あ…いく。」 《あらら。また、もういっちゃったの?》 私はグッタリとソファに突っ伏した。 <もうダメ。これ以上は体力が…。> 「どうした?」 「先生…私、もう…。」 「これからなのに?」 「え?まだですか?」 「俺、いってないし。」 <そうだ。先生がいってない。でも、私の体力が…。> 先生は私を仰向けにし、脚を広げ、その中心に顔をうずめた。 「やん…あん…あ…あ…。」 柔らかな舌が秘部をなぞる。 ピンク色に染まって艶めいた秘部はヒクヒクしながら俺を誘う。 <もう脚を閉じて抵抗する体力も残ってない?> お尻の下にクッションを敷かれ、先生に秘部が丸見えになる体勢になった。恥ずかしいのに抵抗できない。指で広げられ、ジュバジュバと音を立てながら舐められる。 「ああ…あ…ん…あん…はぁ…あ…ん。」 先生の指が、ゆっくりと私の中をいじる。 《何処が感じるポイントだ?ここか?》 ピクンと体が跳ねた。 「あん!あ…や…ダメ…あん…。」 クチュクチュと壁を擦り、もう一方の指はクリトリスをいじる。二点攻めをされて、先生のおもちゃのように遊ばれて、感じずにはいられなかった。 「あ…あ…あ…出ちゃう…あ!」 《また吹いた。どんだけでも溢れるな。かき回せばかき回すほど温かい愛液が飛び出してくる。》 「すっげ〜ビチャビチャ。」 「すいません。」 「そんなに気持ち良いの?」 「………はい。」 「俺も、そろそろいこうかな。」 そう言って私の中へ入ってきた。意識が朦朧としてされるがままの私。それなのに気持ちいいことだけはわかる。 「あん…ん…あ…。」 お尻の下のクッションを退かし、先生が私の上に覆いかぶさってきた。先生の汗が胸元に滴り落ちてくる。先生と密着している部分は汗で互いの皮膚が張り付く。 「先生。」 「はぁ…はぁ…はぁ…。」 ソファが軋む。先生の息遣いが荒くなっていく。私は先生の頭の引き寄せ、顎から滴る汗を舐めた。ヒゲのザラつきが舌に引っかかる。 <私、変だ。先生が愛おしい。> 《なんだ?どうした俺?こいつが良い女に見える。》 「舌、出して。」 舌を出すと、私の舌に先生の舌が重なり、互いに互いの舌を舐め合った。そして口の中でも柔らかな舌触りの中にザラつきをも分かるほど深く絡ませ合った。 「んん…んふ…ちゅ…。」 唇が離れると、どちらの物ともわからない唾液の糸が二人を繋げる。 「いくぞ?」 「はい。」 先生のピストンが激しくなり、私の身体は上下に揺さぶられた。 「あ…あん…んん…あ…。」 「はぁはぁはぁ…。」 先生の息遣いが荒々しくなってきた。私の体の奥から快感の波が押し寄せる。 「イく!」 「ああ!俺も!…んあ!」 私の中で先生の肉棒が波打った。
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