6人が本棚に入れています
本棚に追加
手術直後
何かに無理やり起こされた感。
起きるんじゃなかった(涙)
気持ち的には
ぐおぉぉぉ~!!!
いた~いぃぃぃ!!!
的な?
切ったところが、ではなく
お腹のなか
そう、腸のあるところ。
お腹のなかに、煮え湯を入れられたような?
手を突っ込まれて掻き回されるような?
感じ。
微かに人の気配が…
「すみません」
「痛み止ください」
第一声。
看護師さんだったらしく
「点滴に痛み止が入ってます、まだ痛みますか?」
は?これで痛み止が入ってるの?
「痛いですぅ」
「じゃあ、座薬を使ってみますか?」
「お願いします!」
入れてくれたけど、全然おさまらない。
頭はモウロウとしながらも、痛みで意識がとばない。
酸素マスクをしているけど、息が苦しい。
次に人の気配、
「痛み止ください」
「では、点滴の痛み止の量を増やしてみますか?」
「お願いします!」
何の痛み止か分からないけど、効かない。
そのまた次に人の気配
「痛み止ください!」
「まだ時間が経ってないからどうしましょう?」
「筋肉注射してみます?」
「お願いします!」
筋肉注射、いわゆる筋肉弛緩剤。
手術する前に投与されるものだが、これが一番効いた。
ちなみに点滴の中に投与されていたのは
麻薬
よくガンの痛み止に使われる。
いや~、おかしいと思ったのよね~
痛いのに楽しいって、私、M的な物が開花されたのかと思っちゃった(*^.^*)
この一連を一晩のうちに、2回繰り返して朝が来た。
最初のコメントを投稿しよう!