仲のいい2人

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仲のいい2人

─5年生─卯月─ 私は、「あの人」を誰よりも愛している。 そして彼にも、愛してほしいと願った。 とても楽しい幸せな日常だった。 その「あの人」を、私は3年生の時に愛し、私は2年経った今でも愛している。 その「あの人」とは、大網和斗。 1年生の時から、3年生の時まで同じクラスで、4年生のときは初めて離れてしまった。 5年生の時に同じクラスになったときは、今まで以上に関わり、さらに仲良くなった。 ─告白しよう。 その想いが無かったわけではない。 ただ、伝えれないのだ。 自ら伝える勇気など、私にはない。 どうしようかと数分ほど悩んだ時、隣のクラスの友人、ナナが私とリアを呼びに来た。 ナナ:あのね、この手紙を岡田に渡してくれる? 莉禮:うん、オッケー 私とリアは受けとって、中身が気になるが、大体予想がつくので、反応で確かめることにした。 そして、持っていた私が渡したあと、岡田の様子と、周りにいた人たちの様子を見た。 岡田の反応を見るに、告白と気付く。 そして、彼はその紙に何かを書いて、私達に手紙を返しに来た。 そして、返したあと、考えたが、ナナと岡田は付き合ったのだろうか? まぁそれは置いといて、私も手紙で伝えると決めたのだ。
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