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「何だよ…」
「終わりました?」
「見たらわかるだろ?」
俺がムッとしたまま言えば裸で寝てる子を抱き上げてどこかへ連れて行ってしまった。相変わらず無愛想で会釈もしないしなんなんだよあいつ!!
水を飲みきって着替えてから廊下へ出れば豪華な内装に赤い絨毯が敷かれていて、金持ち御用達って感じの内装。
すれ違うバニーガールの姿の女性の胸元をチラ見しながら次の商品も来ているようなので迎えに行く。何も無い無機質な部屋の中に首輪に繋がれた鎖をした細身の青年が倒れていて、壁にはボードがありそこにマグネットで調教内容が書かれていた。
眠っているようで、俺は首輪を外して先程の部屋になんとか背負って連れてゆきベッドへ乗せてベッドの鎖を首輪に繋ぐ。
少年と違い脱がせるのに苦労したがなんとか裸にさせて一息つき、持ってきた紙を見る。内容は御主人様が命令すればどこでも裸になって誘うように尻を突き出して腰を振るようにしろというような内容があった。
こういう羞恥心無くす系は面倒臭い…すこぶる面倒臭い。最終的には外に出て仕上がったか確認しなきゃならないのが面倒臭い…
ため息をついて隣の物置のようなへやがあり、そこへ向かった。ハードプレイ用の道具や潤滑油などの物もそこにあり、俺は必要そうな道具を箱に詰めて部屋に戻った。
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