まさかの続編

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「一生って.....既に人生終わっているのに...」 「ええ、ロマンティックな恋の復活の呪文の種明かしだったつもりですね。ですがアレではただの脅迫じゃないですか。怖すぎです」 「それにせっかくの復活使い方!普通の人なら違う事に使うでしょう?あの男は一体何を考えているんでしょうか。........ツッコミどころが多すぎて何処から手をつけていいのかわかりません」 「それに.........ぺぺぺって一体なんなのですか?」 「.....ウケたかったのかもしれませんね」 「.....は?」 「恋、もしくは大義より『笑い』を取ったのですよ。あの男は。何よりも『笑い』が一番なのですよ」 「なるほど...。男の美学ですね」 「背中で泣いているのかどうかは一切不明ですが、彼は関西人らしいですから...どうしても笑いに拘る血の宿命には抗えなかったのでしょうね(※注 あくまでキャラクターからみた偏見と主観です)」 「..........モリオー神様。彼は普通に呪文を間違えだけの様な気がしますが。まあ、どのみち彼に呪文を作らせたのが失敗でしたね」 「今となっては確かめる術はありません。ただ一つ言える事は、勇者に選ばれたのが彼だったのが人類にとって不運であったという事です」  202X年。〇月〇日人類は謎のDNA変換ウイルスにより一斉にゾンビと化した。  神と言われる超越した存在の一部は様々な生命体を監視と称してオンライン娯楽番組として放映。そのうちの企画の一つとしてゾンビワールドから人類復活のワンチャンをランダムに選んだゾンビに授けようという事になった。  だが、結果はご覧のとおりだ。 「まあ、面白かったからいいです」 「皆様、次回は『海王星、ファイティング・サーモン人』の続きです。来週をお楽しみに」 .....画面が暗転し、エンドロールが流れた。  https://estar.jp/novels/25764232  実は こちらの作品のスピンオフです。笑 よろしければ 次ページ あとがき               あります→
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