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あとがき
最後までお付き合いいただきどうもありがとうございました!
私がコーヒーに目覚めたのは高校時代、近所にコーヒーの卸売りをしているお店が出来て学校の帰りにふらっと寄ったことがきっかけでした。
色々な産地と豆があることを知り、ハンドドリップの仕方を教えてもらい、そこからコーヒーを飲まない日がほぼ無かったような人生です。
カフェインを控えなければいけない時のために、ノンカフェインコーヒーも常備しています。
コーヒーコラムにも書きましたが、アメリカのサードウェーブコーヒーは日本の喫茶店の影響を受けています。そして、日本でも各地にロースターを持つコーヒーショップが激増しました。
美味しいコーヒーが身近になった今、その嗜好品としての魅力を描いてみようと執筆したのが本作になります。これをきっかけに、コーヒーが楽しくなってくれたらいいなあという気持ちも込めておりましたが、少しは届いておりましたでしょうか。
届いていない?あ、失礼しました。力量不足!
気を取り直しまして。
人生とコーヒーは似ている。
これは、単に私が普段から思っていることなのですが。
コーヒー自体は生鮮なので、その時のコーヒーが来年にも同じ味で飲めるとは限らないところが面白いところです。コーヒーとの出会いの分だけ人生には味わいの種類があるんじゃないのかなあなんて思いながら愉しむと、ありがたみが増すんですよね。
人との出会いのように、コーヒーも一期一会です。
この物語はここで幕を閉じますが、この先もコーヒーのある人生が豊かなものになりますように。
そして、この物語が素敵なコーヒーとの出会いに少しでもお役に立てましたら、とても嬉しく思います。
2022年7月 碧井夢夏
※明日から1年前に執筆した現代ファンタジーのお仕事作品を掲載していきます。主人公と友人はナツと祥太のキャラクターのベースになっているので、よろしければ。ベースにしただけなので全然別人過ぎてどこが?ってなると思いますが、よろしくお願いします。こちらは2万字の中編です。
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