ひつじのはなし

21.一本化もちょっと考えもの

　さて、今週の前半、エブリスタのサイトにつながりにくい障害が発生しましたね。障害が数日続いたので、自分のページさえも表示されにくく、困った事態に陥りました。

　わたしはいま、ネットに上げる小説やエッセイはすべてエブリスタに書いているので、そこに障害が発生すると、自分の書いたものにさえアクセスできなくなってしまう。

　まあ、自分の書く文章はすべてパソコンのワープロソフトで書いて、小説などのファイルはパソコンに保管しているので、まったくアクセスできないわけではないんですが。

　だから、わたしはエブリスタにアクセスできなくても、小説などの執筆、ファイルの保管は可能なんですが、エブリスタに限らず、ネット上の小説投稿サイトに直接アクセスして執筆するスタイルの方もたくさんいるので、そういう方にとってはサイトの障害は執筆機会が奪われることにつながります。

　もっと進んで最悪の事態を考えると、サイトの障害によっては作品ごと消滅する可能性だってゼロではない。エブリスタの障害はそういうことを明らかにした事態でした。

　もっともこれは障害だけでなく、小説投稿サイトのサービス終了のことを考えると、もっと身近な問題となります。今まで消えていったサービスもあまたありますからね。

　小説投稿サイトにアクセスして執筆して、完成した作品もそこにしか置いていない場合、そのサイトの消滅を想定すると、ある種の危機管理や自己防衛が必要とも言えます。

　対応策としては、いくつかの小説投稿サイトに分散して投稿する、パソコンで執筆し、ファイルの保管を行う、それらのファイルもバックアップをとっておく、くらいかなあ。

　わたしは昨年末までノベルデイズにも書いてたんだけど、面倒になってエブリスタに一本化したばかりだったので、こういう事態に陥ると、一本化もちょっと考えものですね。