31人が本棚に入れています
本棚に追加
「あぁ、ひ、ひどいよぉ……やめてって、言ったのにぃ! ……ヴィニーの、前でっ……こんな、ぁ……変な声、で ちゃうし……ぐちゃぐちゃ、変な音まで……もう、恥ずかしくて、死んじゃいたいっ……」
両の手で顔を抑え、嬌声の隙間からケイトがか細く訴える。
まったく、何を言っているやら。けしかけたのは自分じゃないか。
涙ぐむ彼女にそっと顔を近づけて、ヴィンセントはニヤリと笑った。
「ケイトは可愛いな」
「かわいい? ……わたしが? ……うそ」
「なんだよ、信じないのか? じゃあもうちょっと可愛がってやる」
おもむろに下に沈んだ彼をケイトが不思議そうに眺める。
「え?! やだ、そこはっ、そんなとこ舐めたら……ひっ……」
散々指で捏ねまわされて敏感になった紅い突起を、今度は舌で舐めまわす。口の中で、転がし、しゃぶり、時に歯を当て。その弾力を存分に味わうと同時に、複雑に蠢く胎を指で深く探っていく。
「あ、あ、あ、やあぁぁあああああ!」
一際高い声をあげ、ケイトの体から力が抜けた。
口元の蜜をぬぐい、ヴィンセントが身を起こす。
「え……なに……?」
そそりたつ逸物を取り出した彼を、呆けたようにケイトが見つめる。
「……ヴィニー!? 痛い!」
「これくらい我慢しろ」
「だって、こんなことしたら赤ちゃんが……」
「大丈夫、安心しろ。ちゃんと責任とってやるから――」
最初のコメントを投稿しよう!