今は亡き相棒の忘れ形見が夜ごと迫ってくるのだが

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「あぁ、ひ、ひどいよぉ……やめてって、言ったのにぃ! ……ヴィニーの、前でっ……こんな、ぁ……変な声、で ちゃうし……ぐちゃぐちゃ、変な音まで……もう、恥ずかしくて、死んじゃいたいっ……」  両の手で顔を抑え、嬌声の隙間からケイトがか細く訴える。  まったく、何を言っているやら。けしかけたのは自分じゃないか。  涙ぐむ彼女にそっと顔を近づけて、ヴィンセントはニヤリと笑った。 「ケイトは可愛いな」 「かわいい? ……わたしが? ……うそ」 「なんだよ、信じないのか? じゃあもうちょっと可愛がってやる」  おもむろに下に沈んだ彼をケイトが不思議そうに眺める。 「え?! やだ、そこはっ、そんなとこ舐めたら……ひっ……」  散々指で捏ねまわされて敏感になった紅い突起を、今度は舌で舐めまわす。口の中で、転がし、しゃぶり、時に歯を当て。その弾力を存分に味わうと同時に、複雑に蠢く胎を指で深く探っていく。 「あ、あ、あ、やあぁぁあああああ!」  一際高い声をあげ、ケイトの体から力が抜けた。  口元の蜜をぬぐい、ヴィンセントが身を起こす。 「え……なに……?」  そそりたつ逸物を取り出した彼を、呆けたようにケイトが見つめる。 「……ヴィニー!? 痛い!」 「これくらい我慢しろ」 「だって、こんなことしたら赤ちゃんが……」 「大丈夫、安心しろ。ちゃんと責任とってやるから――」
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