12月

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[16日]  布団の中で「紙の記念日」と「電話創業の日」の朝をいっしょに迎えた。枕辺のアナログ時計が「6時半」を示していた。今日は松山千春氏の誕生日でもある。手元の「ユミリー・開運暦」によると、千春さんの星は〔九紫火星〕になる。太陽や炎を象徴するオンリーワンの星。ビートたけし、鳥山明、阿部寛、宇多田ヒカルの四氏も九紫火星である。どうでもいいことだが、闇塚の星は、八白土星。  西武狭山線、西武球場前駅を下車した。散策後、第一の目的地「狭山丘陵」を目指した。トトロの森を起点として、道中に狭山湖を組み込み、三ヶ島八幡神社を終点とするコースである。ゴール到達後、第二の目的地「所沢航空記念公園」まで徒歩で移動した。約2時間を要した。着きざまに、を始めたが、被写体が多過ぎて、とてもとらえ切れぬ。再訪問を考えている。  遠足の仕上げに川越から、アパートまで歩く。ラジオを聴きながら、歩行を続けた。話題は「防衛費増額」について。解説担当者の「なのでなので」はさておき、濃密な番組内容であったと思う。我が町に着いた。両替屋(銀行)に入り、現金(生活費)を補給した。飲食街の居酒屋に足を進め、テイクアウト商品を二つ買った。  家路の途中、パスタ屋とショッピングセンター(内のパン屋)に寄った。酒食の後に『PARTⅢ』の第9話と『居酒屋新幹線』の第12話を観るつもりである。 ♞酒は「だいやめ」の炭酸飲料割り。肴は刺身四種と鱈汁。飯はオムライス。 d04b0467-49ad-48df-9b4f-1d3765432995 [18日]  洗面所に入り、歯を磨いた。居室に戻り、ポータブルDVDプレーヤーの電源を「ON」にした。財津、本田、小沢、田中、殿山、今福、千石、岸田、平田、寺田共演の『近頃なぜかチャールストン』(監督:岡本喜八/1981年公開)を観る。大好きな俳優さんが集結した夢のような映画だ。岡本作品の常連たる天本英世が出ていないのが残念であり、不思議だが、スケジュールが合わなかったのかも知れない。の佳品。随所に「静かな怒り」が感じられる点も興味深い。  東京駅完成記念日の朝がやって来た。枕時計の長針と短針が「8時」を刻んでいた。起きざまに、カーテンを開けた。窓越しに冬の青空が見えた。屋内の脱水衣類をバルコニーの物干し竿に吊るした。台所の電気ケトルに水を足した。沸き立ての湯で、ミディアムローストを淹れた。つぶあんドーナツ(三割引き)を食べながら、熱いやつを飲んだ。愛機起動。エブリスタを呼び出し、編集を始めた。  最後のカギをかけた。寒い。歩き出す前に手袋をはめた。竹中直人の番組を聴きながら、歩行を続けた。隣り町の貸しDVD屋に足を進め、用事を済ませた。  家路の途中、新本屋に寄った。文藝春秋の「創刊100周年 新年特大号」を買った。弁当屋とスーパーに寄った。帰宅後、バルコニーの吊るしものを取り込んだ。酒食の後に『日本怪談劇場/第13話:怪談雪女』を観るつもりである。 ♞国産洋酒の水割り。貝の刺身、からし菜とささみの和え物。飯は海苔弁当。
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