魔王と勇者と悲願

青年は皆の期待を背負い、魔王の間の前までたどり着いていた。誰もがそこに着くまでに朽ちてきたが、たどり着いたのだ。

月姫

13分 (7,258文字)

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あらすじ

勇者と言われた青年。 他を圧倒する戦闘スキル。 皆の悲願を背負うだけの強さ。 思い切りの良さ。 折れない自己。 彼は努力を重ねた。 簡単な道ではなかった。 多くの無念を目の当たりにしてきた。 彼自

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目次 1エピソード

感想・レビュー 1

奇をてらうスタンダード

児童文学のようなほのかに温かい語りで始まる物語。エンディングでは正義と悪の立場が入れ替わって、問題提起をして終わる。短い物語を短編と呼ぶなら、この物語もそう呼べるかもしれないが、「読み切り」といった方