episode.2

1/1
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ

episode.2

「スアと話してたら、あっという間に着いちゃった〜。」 「だね〜。」 「さてと!教室行こ!スア!」 「うん!」 ガララッ 「おっはよー!」 「おはよーー!」 「あ、おはよ!スヨン、スア!」 「おはよー、시영(シヨン)!」 「おはよう!」 「おはよ、今日も二人共元気だねぇ...」 「えっへへ!」 「スア、変な笑い方は男子から嫌われるよ!」 「え!?変だった!?」 「十分変だよ、その笑い方。」 「そうそう、変わってない。」 「も〜、直そうと努力したのに〜...」 「まぁまぁ!」 「それよりさ、スア、スヨン。」 「「ん?」」 「今日ね、転校生来るらしいよ。」 最初に食いついたのは、スアだった。 「え!?まじ!?男子!?」 「うん、しかも...」 「「え、何?」」 「めっちゃイケメンらしいよ。」 「「え〜!マジで〜!?」」 私とスアは二人して叫んだ。 「ス、スア!どうしよ!」 「スヨン!彼氏できるチャンスだよ!」 「そ、そうだよね!」 「スヨンは、そこら辺歩いてれば声かけるやつが来るからねぇ...」 「え?そんな事ないけど...」 「いやいや、今までそうだったでしょ?」 「スアまで〜?」 「今まで何人に告白されてきた?」 「え〜と...、ざっと70人はいる気が...」 私が言いかけると... 「え、そんなに!?」 「あれ?スア、知らなかったの?」 「知らなかった...」 「「てか、スヨンはそこらへん歩いてれば...」」 シヨンとスアが2人で言う。 「「あのK−POPアイドルの事務所からスカウトされるもんね〜!」」 「え〜?そんな事あった?」 「ありまくりじゃん!」 「でも、それ全部断ってるのもスヨンのすごいとこだよね。」 「ね〜。」
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!